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イスラエルとパレスチナ

中東情勢は、いまだ収束の兆しすら見えず、むしろ混沌とした現状ですね。
私は、中東情勢のニュースを見るたびに「そもそもイスラエルって?」「パレスチナは?」「ハマス?」と謎になり、Google先生に尋ねてみては、あ、そうか、と認識するものの、やはり根っこの部分が理解できていないせいか、「あれ?なんで戦闘してるんだっけ?」てなるわけです。
そこで今週の記事は、これまでの記事内容とはガラッと変わり、急遽、中東情勢のことをコピペ🤣します。

まずは、地図を。

赤文字の地域がパレスチナ自治区です

イスラエル建国時、1番に国家承認したのはアメリカで、パレスチナについては承認していません。日本もアメリカと同じ立場ではありますが、パレスチナ支援国という立場もあり、両国が仲良く共存してよね、ていう日本らしい(笑)立場です。これは茂木外務大臣(2020.12.21当時)の会見でもよく分かります。

【パンオリエントニュース アズハリ記者】
(以下は英語にて発言)
 中東情勢についてお伺いします。最近、アラブ諸国とイスラエル間の国交正常化など、同地域において多くの動きが見られますが、パレスチナの状況は未だ行き詰まっています。日本はパレスチナの最大の支援国ですが、引き続きパレスチナを支援していくことができると考えますか。また、パレスチナの国家承認を支持することで和平プロセスがさらに進展し、中東和平を達成することができると考えますか。

【茂木外務大臣】
(以下は日本語にて発言)
 我が国としては、中東和平問題、これは、イスラエルと将来の独立したパレスチナ国家が、平和かつ安全に共存する「二国家解決」を引き続き支持しておりまして、独立国家樹立に向けたパレスチナ人の希望をよく理解をし、これに向けたパレスチナの努力を支援しているところであります。
 そこで、例えばどういうことができるか。日本としてパレスチナの国家承認を行うということになりますと、この国家承認ができるというのは一度しかない、言ってみるとカードでありまして、日本が中東地域に築いてきた独自の立場を最も効果的に活用して、和平プロセスの進展に大きく資するかどうか、こういった観点から、将来の適切なタイミングにおける国家承認等に向けたことも、引き続き検討していきたいと思っています。

つまり、いまだ日本はパレスチナを国家として承認しておらず、故に「自治区」という微妙な日本語表現なのですね。

続いて、アメリカ、日本、イスラエル、パレスチナの、各国との相関関係の図です。これを見ればいろんなしがらみが見えてきますよ。
①日本と各国👇

②アメリカと各国👇

③イスラエルと各国👇

④パレスチナと各国👇

こんな感じです。アメリカは、白か黒か、右が左か、上か下か、どっちかだ!と言わんばかりのハッキリとした各国関係。日本を見よ、どっちやねん!て感じ。ま、これは人道上の事もありますからね。日本らしいっちゃぁ、日本らしい。

さて、イスラエルとパレスチナの事について分かりやすい記事がありましたので、次にご紹介しますね。👇コピペです。

「天井のない監獄」
空爆がなく日常ですら“天井のない監獄”に例えられるパレスチナ自治区ガザ。なぜ、この非人道的な地域が生まれ、なぜ、長年この状況に置かれ続けているのでしょうか。「憎しみの連鎖」の根底にある問題…イスラエルによるパレスチナ占領と封鎖の実態とは?ハマスはどのようにして台頭したのか?イスラエルの建国に遡り、手作り解説でお伝えします。
■“天井のない監獄”
パレスチナ自治区ガザですが、広さは日本の福岡市と同じぐらい。そこに、220万人以上が閉じ込められているため、「天井のない監獄」と呼ばれています。
イスラエルが全長65キロにわたる壁を建設。海側も含めて封鎖し、人や物資の出入りを厳しく制限しているのです。
ここに住むパレスチナ人は、国連などの支援物資に頼る生活を余儀なくされ、日常的に食糧や燃料の確保にも苦慮する状況。
どうしてこんな地域ができたのでしょうか。
■きっかけは『イスラエル建国』
イスラエルが建国されたのは第2次大戦直後のこと。ナチスによるホロコーストに象徴されるようにヨーロッパで迫害されてきた歴史を持つユダヤ人への国際的な同情が集まり、パレスチナの地にユダヤ人のための国家イスラエルを作ることが国連で決まったのです。
ちなみに、その時、ユダヤ人に部の領土が認められた一方で、それまでここに住んでいたパレスチナ人たちは土地を追われる形となり、エジプトやヨルダンなど周辺のアラブ諸国も反発。
イスラエルとの間で4度にわたる「中東戦争」が繰り返されました。
この戦争でアメリカを後ろ盾とするイスラエルがアラブ諸国を圧倒してパレスチナ全域を占領。
パレスチナ人の住む場所は、ヨルダン川西岸地区とガザ地区、この2つが占領下の自治区として残りました。
しかし、さらにイスラエルの入植活動などにより面積は縮小し続けていて、一定の自治権があるのは、限られたエリアのみとなっています。
■ハマスの台頭
イスラエルの占領に対するパレスチナ人の抵抗が続く中、1993年、この地に平和がもたらされる可能性が高まった瞬間がありました。
ノルウェーの仲介によって、イスラエルとパレスチナの「二国家共存」を目指すオスロ合意の成立。
イスラエルのラビン首相とパレスチナ側の指導者アラファト議長には、ノーベル平和賞も送られました。
このオスロ合意に基づきパレスチナの独立を目指す中、転機となったのが2006年、パレスチナの議会選挙です。
ここで過半数を制しパレスチナ自治政府の政権を取ったのが、対イスラエル強硬派のハマスなんです。
武装闘争も辞さない、ハマス政権をイスラエルは認めず、さまざまな工作をする中、パレスチナ側でも、ハマスと穏健派ファタハの間で対立が激化。
その結果…イスラエル占領下のヨルダン川西岸地区にファタハ主導の自治政府が残り、ガザ地区をハマスが実効支配する形で分裂しました。
これを機にイスラエルは、ガザから占領軍を撤退させる一方、封鎖を開始。住民を閉じ込める壁を建てたのです。
■ハマスの奇襲攻撃
パレスチナ側はこれまでも壁の内側からイスラエル側へ向けてロケット弾などを打ち込むことはありましたが、今回、衝撃を与えたのは、越境攻撃でした。
ブルドーザーで壁を破ったり、パラグライダーで壁を飛び越えたりして戦闘員が侵入。多くのイスラエル人を殺害し、人質として連れ去ったことがイスラエル側のかつてない報復攻撃を招いているのです。
220万人が住む天井のない監獄が、さらに“地獄”へと変わる中、国際社会は、「占領」「反発」「報復」という憎しみの連鎖を止めることはできるのでしょうか。


いろんな事柄がみえてきたでしょうか。
中東地域のニュースを見聞きしても、もう沼にはならないですね!

最後に、国名由来です。
そう、そもそも、私が興味あるのは国の成り立ちと国名由来(国旗由来)です。

イスラエル🇮🇱
1 国名の由来
イスラ・エル(Ysra-el)は、イスラエル12族の族祖ヤコブに授けられた名前で「神と闘う人」という意味がある。以来、その子孫もイスラエル人と呼ばれた。
2 国旗の由来
中央の六角の星は「ダビデの星」といわれ、古代イスラエル王国の英雄ダビデ王を表し、ユダヤ人の伝統的なシンボルとして親しまれている。白と青の色はユダヤ教の高僧ラビの肩掛けの色からきている。また、青はパレスチナの空の青、白はイスラエル人の清い心を表している。

イスラエル国旗

パレスチナ🇵🇸
1 国名の由来
古代パレスチナの民族"Philistines(ペリシテ人)"に由来。
2 国旗の由来
1916年に始まったオスマン帝国に対する「アラブ反乱」の時に用いた旗に由来。ヨルダン、スーダン、西サハラの旗とよく似ており、イスラム諸国としての連携を表したものと見られている。

パレスチナ国旗

以上が今回の記事です。
こういったレポートには書き手の所感で締め括るのが体裁としてはセオリーですよね。
私の所感。
世界平和、世界一列みんな兄弟姉妹。
手を取り合って、互いに立て合って、たすけあいましょうよ。(まさに日本的🤣)

今週もありがとうございました👋

追伸
今週の記事、ホントは違う記事を用意してたんですよ。題して「岡山寮のこと 其の4」です。あれ?まだ続きがあったの?そう、まだあるんです。
来週投稿いたしますので、またどうぞお付き合いくださいマセ🤗

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