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プロ修斗広島大会 TORAO33 情報(2024年7月14日)

大会概要

[大会名]プロフェッショナル修斗公式戦広島大会「TORAO33」
[主 催]TORAO NATION STATE
[認 定]修斗コミッション
[会 場]広島県広島市/BLUE LIVE HIROSHIMA
[開催日]2024年7月14日(日)
[開 場/開 始]14:30/15:00


対戦カード/個人的見どころ

昨年の広島大会で組まれていた、渡辺健太郎選手vs打威致選手の試合が再び組まれた。しかし、前回は、2020年以来の出場となる渡辺選手が試合前に怪我で欠場となったうえ、代わりの選手と戦うはずだった打威致選手も試合直前に欠場となった。1年を経て仕切り直しとなり、互いに大事な復帰戦となる。

宇野薫選手が広島大会に電撃参戦。岡田剛史選手との寝試合(グラップリングマッチ)に臨む。宇野選手は昨年11月のオーディン戦以来、柔術では、全日本マスターで優勝している。岡田選手の修斗参戦は、2019年の広島大会以来か。柔術では黒帯だ。
大ベテランvsベテランの一戦は、技術の高い選手同士のグラップリングを楽しみたい。

協同組合FAKT提供試合 フライ級(-56.7㎏)5分2R
渡辺 健太郎(直心会生野道場TK68)
打威致(有永道場TeamResolve)

渡辺 健太郎(直心会生野道場TK68)打威致(有永道場TeamResolve)
ⓒTNS

渡辺健太郎選手は、元世界ランカーで、右の強打で知られるハードなストライカー。オーソドックスで小刻みにステップ、前手でフェイント、ジャブのダブル、そして右のフルスイングにつなげる。当たれば必殺の強力なパンチ以前に、絶対的なハートの強さを誇り、絶えずプレスをかけ、打ち合いも引かずに叩き伏せるまでパンチを繰り出す。

渡辺 健太郎(直心会生野道場TK68)

打威致(だいち(水田大智))選手は、「打撃の打」「威力の威」「致命傷の致」の名前のごとく、空手がベースにある打撃が基本のスタイルだが、ネイティブMMA世代と言って良く、打撃のみにあらず。前回の試合直前の怪我からの復帰戦。ロングリーチの打撃、隙を逃さない際の攻撃力が高く、スピードに乗った連打でKOを狙う。

打威致(有永道場TeamResolve)

ともにKOの奪えるストライカー。大砲と速射砲というイメージだが、いずれにしろKO決着必至と思われる。

ネッツトヨタ広島提供試合 闘裸男 寝試合 ライト級(-70.3㎏)5分2R
宇野 薫(UNO DOJO)
岡田 剛史(TKエスペランサ)

宇野 薫(UNO DOJO)岡田 剛史(TKエスペランサ)
ⓒTNS

宇野薫選手が参戦。宇野選手とは、それだけでニュースになる存在だ。90年代から活躍する大ベテランにして、今なお、トップを目指して精進し続ける鉄人。最近も、柔術の全日本マスターに出場して優勝。年齢を全く感じさせないグッドシェイプに、昔ながらの宇野薫スタイルのファイト。今回は寝試合(グラップリング)とはいえ、レジェンドの活躍が見られるのは楽しみだ。

宇野 薫(UNO DOJO)

岡田剛史選手は、最近の修斗では、もっぱらレフェリーとしてケージに入ることが多いが、柔術黒帯のプロシューターだ。プロレスラーとしてはもっと大活躍しており、さらに、都市伝説テラーとしても知られ、自らのジムTKエスペランサも今大会に大勢の選手を送り込み、本当に幅広い舞台で活躍をしている。しかし、本筋舞台の闘裸男に帰ってきた以上、ファイターとして本領を発揮してくれるはず。

岡田 剛史(TKエスペランサ)

2024新人王トーナメント バンタム級(-61.2kg) 5分2R
小見山 瞬(BURST)
宮口 龍鳳(総合格闘技道場コブラ会)

小見山 瞬(BURST)宮口 龍鳳(総合格闘技道場コブラ会)
ⓒTNS

小宮山瞬選手は、プロ修斗デビュー戦で未見。昨年の全日本アマチュア修斗選手権では準優勝。一足先に、GLADIATORでプロデビューしている。レスリングベースで、オーソドックスから、いきなり速いダブルレッグを狙う展開が多い。BURST所属なので、やはり組み力は相当強いでしょう。

宮口龍鳳選手は、この残心のポーズのとおり、空手ベースなのだと思うが、凄まじい一撃のあるストライカー。修斗では2戦2勝。2試合とも見たが、かなり強いと思った。キレのあるストレートなどのパンチに加え、三日月蹴りで、修斗の前戦で魚山選手を、GLADITAOTRでは実力者、エダ塾長をも沈めた。今年の新人王トーナメントバンタム級では、優勝候補と言って良いと思う。

宮口 龍鳳(総合格闘技道場コブラ会)

フライ級(-56.7㎏)5分2R
ふじい☆ペリー(BURST)
八木祐輔(TKエスペランサ)

ふじい☆ペリー(BURST)八木祐輔(TKエスペランサ)
ⓒTNS

ふじい☆ペリー選手、同門のごだい選手の負傷欠場を受けて、緊急出場が決定。4月には沖縄大会に出場しており、再び高橋選手と揃って参戦することに。ショートノーティスだが、うまく調整して、前に出つづけるガッツのあるファイトで、会場を沸かせてほしい。

八木祐輔選手は、昨年の全日本アマ修斗等の結果を受けてプロ昇格、今回がプロ修斗デビュー戦となる高校生。GLADIATORでプロデビュー。オーソドックスからスタンドも不得手はなさそうだが、上を見せてからのタックルに入るのが得意な印象。まだ年齢相応で、体がそんなにできていない感じだが、強い気持ちで積極的なファイトが見たい。

■松本ごだいの負傷欠場によりふじい☆ペリーの出場が決定
今大会に出場予定だった松本ごだい(BURST)が網膜裂孔と診断され負傷欠場。代わってふじい☆ペリー(BURST)が八木祐輔(TKエスペランサ)と対戦することに。なお、この試合は5分2Rにて行われる。

55㎏契約 5分2R
高橋佑太(BURST)
蒔田伸吾(TKエスペランサ)

高橋佑太(BURST)蒔田伸吾(TKエスペランサ)
ⒸTNS

高橋佑太選手は、プロ修斗デビュー後、積極的に試合を重ねる。オーソドックスのややラフな構えから、フック、オーバーハンドなど大きなパンチを放ち、そこにタックルを交える。貪欲に技術を取り入れている印象で、試合ごとに成長が感じられる。前戦も良いファイトだっただけに、あとは、勝ちきるのみ。SNSを一番頑張ってる選手でもあるので、それに見合った認知が得られるよう期待。

高橋佑太(BURST)

蒔田伸吾選手はベテランの域にあるが、ここ2,3年は、コンスタントに試合に出場している。オーソドックス構えで、強いローを放ち、下がる相手には追いかけてワンツーと気迫の見えるファイト。若い選手とのマッチアップでは、フィジカルとスピードで上回られる事が多かったが、今回は自分のペースに引きずり込みたい。

蒔田伸吾(TKエスペランサ)

バンタム級(-61.2kg) 5分3R
ガッツ・takato(パラエストラ綾瀬)
神田 T800 周一(KTCMMA/パラエストラ広島)

ガッツ・takato(パラエストラ綾瀬)神田 T800 周一(KTCMMA/パラエストラ広島)
ⓒTNS

ガッツ・takato選手が広島大会参戦。これは驚いた。2018年には新人王獲得も、そこからかなり長い期間、連敗街道が続き、昨年、ようやくトンネルを抜けると2連勝。復調の兆しを見せる。ガッツの名の如く、泥臭くとも、フルタイムアタックで粘り、削って、上回るファイト。ただし、今回は西日本のバンタム級最強クラスのランカー神田選手との対戦、簡単ではない。今まで以上の力を見せてほしいところ。

ガッツ・takato(パラエストラ綾瀬)

神田T800周一選手は、良く鍛えられた鋼のような強さと柔軟さを備え、自らには隙がなく、相手の隙は逃さないクレバーさを併せ持つ、広島在住の修斗最高位ランカー。元GLADIATOR王者であり、バンタム級西日本最強クラスの選手で、絶えず考え、動き、タフなスクランブルも、ケージレスリングもしんどいところで頑張れる本当に強い選手。又、それを裏打ちする技術の幅も素晴らしい。最近、自らのジムも出したところで、大きくアピールして欲しい。

神田 T800 周一(KTCMMA/パラエストラ広島)

2024新人王トーナメント ライト級(-70.3㎏)5分2R
KENZO(BURST)
シヴァエフ(有永道場Team Resolve)

KENZO(BURST)シヴァエフ(有永道場Team Resolve)
ⓒTNS

KENZO(三宅健三)選手は、プロ修斗2戦2勝。ちょっと意外だったが、今年のプロ修斗新人王トーナメントにエントリー。個人的には、体が強く、思いきりの良いストレート、差してから四つ組み、テイクダウンと組み力が強いファイトが記憶に残る。BURSTらしい王道スタイルで、期待感が高い。

KENZO(BURST)

シヴァエフ選手は、5月福岡大会でムクロック選手に勝利。その勢いで連戦に臨む。非常に組みが強く、実績のあるムクロック選手のケージレスリングにも堂々と渡り合い、下から浮かされたり、潜られたりしても冷静に対応して、技術の高いところを見せ、スタンドではむしろ優勢に。なお、現役大学院生とのこと。文武両道で素晴らしい。また、ご本人から、3年前までバスケットをやっていたとの情報もいただいた。

シヴァエフ(有永道場Team Resolve)

バンタム級(-61.2kg)5分2R
アサシン秋雄(BLOWS OITA LIFE)
健太エスペランサ(TKエスペランサ)

アサシン秋雄(BLOWS OITA LIFE)健太エスペランサ(TKエスペランサ)
ⓒTNS

アサシン秋雄選手は、柔術黒帯。柔術からMMAに挑戦中で、5月福岡大会に続いて連戦となる。デビュー戦ではかなり独特な構えだったが、2戦目ではまた少し変わっていた。長身を利して、膝を鋭く突き上げる首相撲が冴え、下からの仕掛けも積極的。試合が面白いのはファンにはありがたいことだが、ややペース配分に難があるので、そこを克服して欲しい。

アサシン秋雄(BLOWS OITA LIFE)

健太エスペランサ選手は、過去2試合はフェザー級での試合だったが、今回は、バンタム級契約とのことで一つ下げて参戦。前回の伊集龍皇戦は、力を出せないうちに極められてしまったが、本来は、丁寧にスタンドで機を作ってタックルに入り、テイクダウンしてグラウンド勝負するスタイルだと思う。アサシン選手とは噛み合うのではないかと思う。

健太エスペランサ(TKエスペランサ)

なお、アサシン秋雄選手のTシャツについては、面白いので何回も載せちゃう。

会場

BLUE LIVE HIROSHIMA

アクセス

  • 市電「海岸通」電停下車→ 徒歩(約5分)

チケット

売り切れ席種が多いみたいなので、要確認です。

[チケットぴあ]https://t.pia.jp/ Pコード594-730 
 VIP席20,000 SRS席15,000円 RS席10,000円 S席8,000円 A(立見)5,500円
 ※全席指定、全て税込み価格。(当日は500円増し)
 ※ご入場の際にドリンク代600円が別途必要になります。
 ※小学生以上はチケットが必要。
[お問い合わせ]TORAO NATION STATE  0868-24-8037


配信

未定

修斗旅情報

グルメ情報

観光情報


twitter/Instagram転載用テキスト

7/14 プロ修斗広島大会 TORAO33
#shooto0714 #TORAO33 #闘裸男 #修斗旅 #プロ修斗広島大会

おまけ

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欠場情報

松本ごだい選手

松本ごだい選手は、プロ修斗2戦目。デビュー戦となった沖縄大会では、17年に及ぶブランクからのプロ昇格が話題となった小生選手の対戦相手ということで、思わぬ形で注目されてしまったが、地元大会で本来のペースで戦えるでしょう。タックルからケージに詰め、テイクダウンを狙うスタイルを徹底。粘りのあるところを見せてほしい。現役大学生。

松本ごだい(BURST)
※こんな写真で申し訳ない…
松本ごだい(BURST)八木祐輔(TKエスペランサ)
ⒸTNS

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