『フランク・ロイド・ライトの残してくれたもの・・・』
こんばんは !
今日も夏じゃないかというくらいのお天気でしたが、
みなさんいかがおすごしですか?
Leica M10-R Black Paint との距離感を縮めるべく
今日もお出かけして参りました。
本日は、数々の名建築を残したフランク・ロイド・ライトを訪ねて
芦屋へ・・・。
移築された帝国ホテルのエントランスは、明治村まで行って見てきたのに
車ですぐの芦屋市にある「ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)」には、行ってなかったなんてね。
高台にある駐車場に車をとめて・・・
見上げると見覚えのあるデザインの建物が…。
数10メートルで入口がありました。
進んでいくと車寄せが…。
思ったよりも小さな玄関・・・
でも振り返ると…
『あっ!』
海まで見渡せる…
傾斜地に建てることを
本当によく考えてデザインしたってことが、よくわかる感じがします。
昔は、そんなに建物も多くなかったはずだから・・・
どれほどの見晴らしだったでしょう。
傾斜地に二階建ての建物を三つ連ねたデザインは、
さほど傾斜地に立っていることを意識させずに、それでいて眺望や明るさを確保している感じがしました。
なんとも素晴らしいこの雰囲気に・・・
ぼくは、この建物に住んでいた人の目線でシャッターを切ることを心がけてみルことにしました。
・・・というか、部屋全体の素晴らしさを伝えるのには、35mmを持ってくるべきだったというのが、本当のところです。(笑)
階段で2階へ…。
応接室にある暖炉・・・
ロイドさんは、暖炉をとても大切に考えていたそうです。
作りつけの家具は、マホガニー・・・。
シックな感じがたまりません。
ベージュ色の壁とマホガニーのブラウン。
この上なく調和がいいんです。
勿論、この部屋からも素晴らしい眺望。
『こだわりって・・・大事だよね。』
建物が、そんな風に語りかけてくれているように思えます。
3階は、唯一の和室。
企画展が行われていました。
どの部屋にも・・・
上部には、灯り取りと換気のための、こんな小さな扉が沢山並んでいます。
『こんな家に住んだら・・・』
奥さまの妄想が暴走するのも無理はありません。(笑)
建物の外部にも、内部にもある・・・このデザインされた銅版が
この建物自体のシンボルになっているような感じです。
この銅板は・・・
3階にある唯一の和室でも・・・らんまとして使われていて
単純な和洋折衷でない意図と工夫が感じられました。
4階食堂の天井・・・
とことん拘ったデザインが、どの部屋にもあります。
そして・・・ここにも暖炉が・・・。
食堂からは、バルコニーに出ることが出来ます。
バルコニーに出ると・・・
目の前に広がる芦屋の街・・・。
六甲山へと続く道も・・・。
そして遠く紀伊半島まで見えるという絶景。
このバルコニーからは・・・
3階に降りる階段があったりします。
こんな家に住んでると、絶対に楽しいですよね。
ヨドコウ記念館…
現代の建築物もいいけど、やっぱり昔のデザインは、直接心に訴えてくる何かがあるような気がします。
ぼくの写真の腕じゃ、その素晴らしさのほんの少ししか伝わらないかもしれないので、みなさんも機会があれば是非訪ねてみて下さい。
【今日の教訓】
これからは、35mmも持っていきましょう。😅
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