将棋をどこでする?

さて、前回では母親に将棋を教えられ、その後は父親とさしてばかりいたと述べました。

今回は、そのあとの将棋を続けるきっかけについて書いていきたいと思います。

小学3年のとき、初めて将棋の大会にでました。大人ばかりの大会です。結構大きな大会だったような気がします。

父親に連れられ、出場したものの何から何までが、初体験、緊張してほぼ無言でいた記憶があります。

ところで将棋大会は通常の大会ですと、予選があります。4人一組で2位までが、予選突破で本線トーナメントに進めます。ようするに、2回勝てばOKです。

ということで、最初の対戦相手はだれだ…

なんと、小学生!

大人ばっかりいましたが、なんという偶然でしょうか。くじ引きだってので偶然です。

そして、対戦がはじまり結果は…勝利!

恐ろしい話ですが、当時自分より将棋の強い子供はいないと思っていました。

井の中の蛙とはまさにこの事です。

ともあれ、白星スタートでしたが、残りの大人には二連敗で残念ながら予選敗退でした。

しかし、残念だったなと父親と話していると、眼鏡の怖そうな大学教授みたいな人が凄い勢いで近づいてきました。

そして、別の少年を連れてきて指してみなさいといいました。

先にも書きましたが、子供には負ける気はありません。

対局も勝ちました。すると相手の子が、うーん、もう一回というので、もう一回することになりました。

ところが、2回目は負けてしまいました。

正直、驚きましたがもっと驚いたのが、大学教授みたいな人が、対局の解説を始め(感想戦将棋の上達には必須です)そして、相手の子にブチキレたのです、なんでここでこうしなかったのかと。

いや、こっちが負けたんだけどと思いながら聞いていると感想戦も終わり、ドン引きしながら帰ろうとすると、大学教授が来週からここに来なさいとある場所を父親に教え始めました。

その人は、地元では有名な子供に将棋を教える人で、将棋をする子供を見つけては勧誘する怖いおじさんだったのです。

かくして将棋ライフは半ば強制的に始まりました。

しかし、将棋をする環境ができました。

近くに将棋を指す環境があるか、これは重要なポイントです。最近は、そういう環境が減ってきてような気がします。

ネットには各地の将棋教室が載っていたり、大型ショッピングモールには将棋教室があるところもあります。

実は、将来の夢に将棋教室を開いてみたいと考えています。

将棋教室だけではなく、百人一首、囲碁、チェスなんでも、子供たちや年配のかたも楽しめる場を提供したい。

そして、一緒にきたお母さんや、お父さんも楽しめるようにいろんな人たちと繋がりたいと考えています。(その場にお母さんのイベント写真や手芸など)もできたら、子供は将棋、お母さんは待っている間に、息抜き。

みんな楽しく輪が広がれば


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