9日間、毎日2000字の記事を書く挑戦を終えて
9日間、毎日記事を書いて提出するというゼミを受講した。
天狼院書店が開催している「ライティング・ゼミ」という講座。http://tenro-in.com/
提出した記事には、毎日講師からのフィードバックがもらえる。そしておもしろかった(天狼院の基準を満たした)と認められた場合は、天狼院のサイトにその記事をアップしてもらえる。
これまで専門的に文章やライティングスキルを学んだことはなかった。仕事を通して見よう見まねで、ほぼ独学で身につけてきたようなもの。
自分が書いた文章が、はたして第三者が読んでもおもしろいと思ってもらえるのものなのか疑問に思い、参加することにした。
私が受けたコースは、オンライン・オフライン合わせて約50名くらいが参加していた。2時間ほどの講義を受けてから、執筆に取り組んでいく。
「1回目から掲載されるというのはごく一部の方だけです。掲載されなかったからといって気にすることはありません!」
と先生が強調されていたので、私のような半分素人はなかなか掲載されるレベルには達しないんだろうな……と考えていた。
9日間、毎日23時59分までに記事を提出することが絶対条件で、1分でも遅れると添削はしてもらえない。
9日間のうち1日だけ、時間切れで提出できなかった日があった。そのほかの8回は、なんとか毎日提出することができた。
頭の中がゼミのことでいっぱいになったけれど、挑戦してみて本当によかった!ライティングスキルだけでなく、学びの多い9日間だった。
まず何より、「ネタが命」という学び。
提出する記事のテーマはフリーなので、何を書くか、何を書いたらおもしろいと思ってもらえるかは自分で判断しなければならない。
締切よりも文字量よりもスキルよりも、これがいちばん大変!
日頃のアンテナ力がいかに足りないかが思い知らされる経験だった。
そして、「時間をつくる」という学び。
せっかくの機会なので、絶対に毎日提出したい。でもちょうどこの9日間は、仕事と遊びの予定がぎっちりとつまっていた。それでもほぼ毎日提出できたのは、あれこれと段取りを工夫して時間をつくりだすことができたから。
やっぱり、時間というのは「ある・ない」ではなく「つくる」ものだった。
最後に、「書くことが好き」という学び。
とはいえ、私は書くことが得意ではない。どちらかというと苦手なのだ。
でもやはり書くことは楽かったし、自分には合っているのだなと改めて感じた。
さて、添削の結果はというと、提出した8つの記事うち、7つの記事が合格した。その7つは全部自信がなかったものばかり。
1つだけ自信があった記事が、唯一不合格となった記事だった。
なるほど、一人よがりな記事というのは、こういうことなのか。他と比べてどこが良くなかったのか、フィードバックを読んでとても納得できた。
それにしてもこの天狼院書店の企画、良く考えられている。
まず、合格したらサイトにアップされるという仕組みで、受講生のモチベーションがキープされる。
公開された記事は各自が拡散することが多い。すると天狼院書店を知らない人への宣伝となっていく。
さらに天狼院書店にとっては、優秀なライターを発掘する場にもなっている。
久々の、ちょっとがんばらなくてはいけない日々。大変だったけれどなんだか心地よかった。こういう感覚は定期的に経験しなくては。
今回提出した記事は自由に転載して良いそうなので、明日からアップしてみようと思っている。
厳しい添削、お待ちしてます……!
*写真はゼミ参加の最中に遊びに行ったリバートレッキング。ちょっとしたジャンプにも挑戦しました。
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