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TOEIC:モデルルート②600までの単語

TOEIC満点へのルート、今回は600までの単語です。

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どこから始めるか

どこから何を覚えればいいのかわからない!

なんでも覚えようとしないでください。スコアに直結する、覚えるべき項目は限られています。知っている単語の数を増やすより、まずはどうやって単語を覚えるか、勉強方法を知ることが大事。

と、一年生の講義初回で強調してきました。厳選して覚えるべきものはコレ、と、実際に講義で使ってきた単語リストは↓です。たった112項目、A3三枚です。以下で、どのような視点で厳選したかを紹介します。それこそ、重要単語の覚え方です。

どう覚えるか

単語を覚えてもちゃんとスコアになるのか不安!

スコアに直結する勉強法には、四つのコツがあります。多義語・派生(接頭辞・接尾辞)・類語・イディオムです。

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・多義語:一つの単語にいろいろな意味がある、特に異なる品詞の場合は要注意。例えば、単純な名詞でも動詞はまるで違う(shipやaccountなど)

・派生:接頭辞、接尾辞を覚える。例えば、respectfulがrespectiveになると全然違う意味など

・ 言い換え:例えば、Part7文章中にdeclineと書いてあったら選択肢はturn downと言い換えがある

・イディオム:例えば、リスニングで頻出のfill in/upは前置詞が違うだけで全然意味が違うのに、聞き間違えやすい

詳しくはこちら↓で紹介しています。

さらに、「単語の音がわからなければ意味がない!」という声も目立つので、上記の112項目の重要単語を Quizletというサイトで単語カードを公開しています。音声を確認いただけます。

暗記のコツってあるの?

学生にいつも言ってきたのは、上記をまずは詰め込み教育してくださいということ。

ちょっと脱線:「楽しい英語は詰め込み教育じゃない!」などと訴えたい方も多いのではないでしょうか。でも残念、語学習得の現実へようこそ。楽しいだけが人生でないのはつくづく残念な現実だと私も強く共感します。

そこで、覚え方という悩みが出てきます。単語を暗記しようとするとき、書いて覚える人、発音しながら覚える人、例文でイメージを作る人、語呂合わせで無理矢理覚える人。様々います。

どれが効果的でしょうか?

このような違いを「学習者スタイル」と言いますが、科学的にわかっている結論は、「人それぞれ」です。人による=自分で自分にしっくりくる方法を見つけるしかありません

できるだけ自分が楽に感じる方法を身につけると、TOEICだけでなく、今後の色々な勉強に役立てられるのではないかと思います。楽しいことだけじゃない勉強。だからこそ少しでも楽をすること、追求しませんか。

そんなふうに試行錯誤しながらも上記リンクの112項目を詰め込んで、多義語などの4点の知識が固まってくると、いつの間にか730は見えてくるはずです。単語を覚えることがどんどん楽になって、単語を勉強しようとは思わなくなるはずです。

どんどん楽になっていくのです。

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