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週末岐阜県民 ~飛騨金山編~

※2022年10月23日にFacebookに投稿した記事を一部修正しています。

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『飛騨金山には訪ねてみたい場所がある』
これはまちのキャッチコピーです
この言葉の意味を考えて1日を過ごしました

下呂市金山町は飛騨の美濃の領国の境
街道の宿場町として発展しました

数年前には最高気温41.0度を記録して
日本で2番目に暑い場所にもなりました

下呂市にいても詳しく知らないまちだったため
今回は1日まち案内をしていただきました

お世話になったのはおふたりのガイド
筋骨巡りを案内は岡戸さん
田島地区の案内は金森さんです

金山町は「筋骨巡り」ができるまちとして
近年注目されるようになりました
宿場町の至る所に細い路地が張りめぐされている様子が
人間の筋と骨のようであることが由来です
迷路のようになっていて自由に移動できます

手書きの地図は味わい深い


当時の人々の生活に欠かせなかった裏路地を進むと
生活用水の井戸や水場、銭湯や歓楽街の跡がありました

銭湯の中にも入ります


生活に使われていた井戸 
水がきれいです


現在は利活用できない場所も多いのですが
歴史背景を辿ることで歩く面白さが増すのでした

お昼ご飯は飛山で定食を
地元の方々と会話がはずみます



そして場所は市街地から少し離れて田島地区へ
来年開業予定の古民家にお邪魔しつつ歴史探索です

現在改修中の古民家


内側にも入らせてもらいました
この場所が新たな金山の拠点になるのでしょう


田島の火道角れき岩や首塚など超超マニアックだけど
一緒に話歩くと情報が繋がり面白くなります
そして古民家の開業が待ち遠しいです


金森さん解説のもと田島をあるきます



金山が好きな人たちの繋がりの強さ
そして外から来た人と交わるからこそ
まちに新しい風が吹き始める
これが1日過ごしてみて感じたことでした

外からふらっと訪れても面白さに気づけないかもしれない
そもそも訪ねてみたい場所とはならないかもしれない

でも中の人とまちを歩けば人と出会い会話が生まれる
そしてお互いに気づけなかった新しい発見がある
訪ねるまでの情報収集は必須ではないけど‪
前提の知識や関心がある方が面白いし
距離も早く縮めることができる

実は今回一緒にまち歩きを企画した
あんじーさん含めて全員初めましての方でしたが
ちょっとずつ繋がっていました
でもバックグラウンドや視点は違うからこそ
まち歩きは面白いなあと再認識しました

『訪ねてみたい場所』には
暖かく迎えてくれる中の人たちがいる
知りたいと思っている外の人たちがいる

そんなことを感じた1日でした


岐阜のまち歩き仲間を募集中です!
どんな方でも良いので一緒に岐阜歩きましょう
連絡お待ちしています〜!


2022.11.04

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