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「本当のニーズ」をとらえる面白さと難しさ。PMが語る新規システム開発の魅力とは?

2023年春、事業規模の拡大とサービスラインナップの増加に伴い、ギフトパッドでは現在、ゼロベースからの新システム構築の真っ只中です。

今回インタビューするのは、新システム構築にあたって、プロジェクトマネージャー(以下PM)として開発チームをリードしている、基幹システム部 部長の小川尚志です。

文系出身のエンジニアからPMへと業務の幅を広げ、DXの最前線でシステム構築に取り組んできた小川が、現在ギフトパッドで目指していることとは?

これまでのキャリアや現在の業務について、そして新システム開発への想いを聞いてみました。

転職のモチベーションは「これからもっと面白くなりそう」

——小川さんのこれまでのキャリアについて聞かせてください。

2001年に新卒で入社した受託開発の会社で、エンジニアとしてのキャリアをスタートさせました。

実は大学時代は文学部で、エンジニアを志望する気持ちは全然ありませんでした。ただ「ものづくり」には興味があったので、就職活動をする中で「IT企業も面白いかも」と視野に入るようになったんです。

——文系からエンジニアということで、相当苦労されたのではと思いますが……?

ゼロからの勉強でしたね。お恥ずかしいことに、社会人になるまでコピー&ペーストの省略キーも知りませんでした(笑)。なので、最初は先輩に聞いたり書籍で学んだりして、パソコンを使うことから覚えました。

当時、エンジニアとして基礎を学ぶのに必要な本を先輩に教えてもらったのをよく覚えています。

まず開発プロジェクトの流れを知るのに役立つ「仕事の進め方」の本。それから「Linuxの歴史や考え方、構造について」が解説されているOS関連の本。そしてプログラムを組む上で知っておくべき「システム構成のべストプラクティス」が紹介された本。

この3冊をしっかり読み込みました。今でも、このとき知った考え方は仕事に活きていますね。

——その後、エンジニアからPMへと領域を広げていかれたんですよね。

新卒入社した会社には4年ほど在籍しました。最初は知識ゼロでスタートした私も、最後は大手メーカーのプロジェクトでテックリード的な役割を果たせるように。ただ、当時はまだPM業務は担当していなかったんですよ。

PM業務を始めたのは、2社目から。この会社にはキャリア上、一番長く在籍していて13年いたのですが、そのうちほとんどは旅行のECサイトの開発を担当していました。ここでプロジェクト全体を見る役割へと担当領域が広がったんです。

2社目で得たご縁がきっかけになり、3社目は旅行会社へ。昔ながらの店頭集客から、Web集客がメインになっていくフェーズにある企業でのシステム開発は面白かったですね。「昭和から令和へ」という感じのダイナミズムを感じました。

ただ、そんな折にコロナ禍が……旅行会社で仕事を続けていくことが困難な状況になり、再び転職。4社目は大手開発ベンダーでSalesforceの導入プロジェクトマネジメントに従事していました。

ただ、導入支援は短期間で道筋がつくので、もっと長期的に未来を描ける「ものづくり」をやりたいなと感じるようになって。再び転職活動を始めて、出会ったのがギフトパッドでした。

——ギフトパッドへの入社を決めたのはどんな理由からだったんでしょう?

私の場合、転職の動機には常に「これからもっと面白くなりそう」というのがあるんです。むしろ、それしかないくらいで(笑)。ギフトパッドはまさにそんな会社でした。

ギフトパッドの場合は「昭和から令和へ」というほど昔ながらの状態からの変化ではないのですが、「平成から令和へ」と移行しているフェーズの会社だと感じたんですよ。

これまでよりさらに先進的で独創的なサービスを目指していく時期で、ビジネス的に次の段階に入ろうとしている。だからこそ、システムも「次のフェーズ」に入っていく必要がある。その段階の開発に携われるのが面白そうだなと感じて、入社を決めたんです。

新しいプロダクトを使う人の反応を考えると、楽しみしかない

——今PMを担当されている新システムの開発について教えてください。

私が所属している基幹システム部では、ギフトパッドの様々なギフトプラットフォームのベースになるシステムを開発しています。

新システムの構築によって、新しいお客様にアプローチしたり、これまでつくることが難しかったサービスの開発も可能になります。

——ゼロベースでシステムを開発することの難しさ、面白さはどんなところに感じていますか?

「本当のニーズをとらえているか」を考えながらの試行錯誤は、いちばん難しいところで、いちばん面白いところでもありますね。

今までとは違うコンセプトでつくっている部分もあるので、どのようなシステムであるべきかを、今まさに模索中なんです。

でも、面白さのほうが大きいですね。お客様からどういう反応をいただけるのか、本当に楽しみで。実際に多種多様なお客様にこのシステムを使ってもらった未来で、どんなことが起きるのかと考えると、ワクワクしかないです。

さらにいうと「BtoBtoC」のサービスをつくる楽しさも日々感じています。取引先企業のみならず、その先の“お客様のお客様”がいるシステムづくりができる喜びは大きいです。

——開発の中で、小川さんが工夫されていることは何ですか?

ギフトパッドのシステムの売りは「カスタマイズ」で、同業他社と比較するとお客様ごとのカスタマイズの自由度が非常に高いのが特徴です。

ご要望に沿った調整に対応するためには、柔軟に変更できるものであり続けることが必要不可欠なので、その可変性はかなり意識しています。

同時に、よくあるニーズを抽出し、プラットフォームに落とし込むのも大事なポイントですね。

得意な分野をどんどん伸ばして活躍できる環境

——現在の基幹システム部は、どのような人員構成になっていますか?

現在のチームメンバーは3名です。業務の分担としては、私がPMとして、どんなプロダクトにしていくか全体像を考える役割。最近は直接コードを書くこともほとんどなくなり、ちょっと寂しい思いをしていますね(笑)。

それから技術面を見るテックリード的な役割のメンバーと、中小企業診断士の資格を持っていて業務系の幅広い知見を持ったコンサル寄りのメンバーで構成されているチームです。

より良いシステムづくりのため、全員で日々奮闘中です。

—―それぞれの得意分野を活かした開発体制になっているんですね。

そうですね。ですから、今後ジョインされる方にも、自分の得手不得手を踏まえた上での「これがやりたい」という気持ちを大事にしてほしいと思っています。

そして、得意な部分を伸ばしていける環境なので、自信を持って挑戦してみて!と伝えたいですね。周りの人たちを巻き込んで、良い影響を広げていってほしいです。

技術的にどんどん新しいチャレンジをしたい方にも良い環境だと思いますし、管理やディレクションが得意な方はそれを活かしてほしいんです。プロジェクトマネジメントはもちろん、ピープルマネジメントが得意な方も活躍できると思います!

——部署として、どのような今後の展望・目標をお持ちですか?

「プロダクトの競争力・付加価値をつけていくこと」には継続的に取り組んでいきたいですね。

そして、技術的に新しいことにもチャレンジしていきたいです。ビジネス的な付加価値をつけるためには、常にアップデートし続けることが重要だと思いますので。

——最後に、小川さん個人としての展望も聞かせてください!

エンジニアになって以来、様々な開発業務に携わってきましたが、私の中で一貫しているのは「色々な人が面白いと思ってくれるプロダクトを作りたい」という思いなんです。これからも、多くの人に使ってもらえる“愛されるプロダクト”を作り続けたいですね。

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