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考え・悟り

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閃いたことや、悟ったこと
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#人間関係

「何もない」ことが一番の助け

 子供の頃から、私は身体が弱く、精神不安定だった。  体調不良はしょっちゅうあって、ちょっとしたことでパニックになったり、癇癪を起したりした。  随分と周りに迷惑をかけたものだ。    一時はこのままだと社会生活も出来ないだろうと悲観的になっていたが、訓練しながら出来る限りのことをやり、何とか無事就職出来た。  経済的にも安定し、身の回りの整理整頓や、自分自身の世話も出来るようになった。  私は、自分を愛してくれた人々に恩返ししたいとずっと願っていた。  そしてようやく

「あなただけ」の愛情はとても恐ろしい

 学生時代に見ていたアニメに、「他の人にはそっけないが、主人公の前だと優しくなる」というキャラクターがいた。  そのキャラクターは普段物静かでクールだが、とある出来事をきっかけに主人公に心を許すようになる。  それで主人公を特別扱いしたり、主人公と二人きりになった時にだけ素直になったりと、普段と違う一面を見せるのだ。    私は当時、「あなただけ」といったそのような関係が素敵に見えて、「自分も誰かの特別になりたい」なんて夢をふくらませていた。  けど今は、それはなんて

正論なのに、聞きたくないわけ

 叱るって難しい。  ただどこがどう間違っているかを指摘するだけなら簡単だが、相手に納得してもらい、受け入れさせる為にはそれだけでは全然足りない。    もちろん緊急時やとんでもない過ちを犯した等、怒鳴らざるを得ない場合もあるが、大抵の場合、  相手がどうしてそのようなことをしたのかを把握する必要があるし、  自分自身の表情や話し方に気を付け、なるべく感情をぶつけないようにしなければならない。  時と場所も考慮しないといけない。    これらの要素をバランス良く調整し

不幸な人程、怒りっぽい

 私は感情発作の常習犯だった。    グルグルと考え込んでしまう悪い癖があるだけでなく、体調が非常に環境に左右されやすいのもあって、常にいつもクラクラのクタクタで、それ故気持ちも不安定だったのだ。    うつ期は特にそうだ。  被害妄想がひどくなり、ちょっとしたことでイライラしてしまう。  ダメだと分かっても、つい周りの人にきつくあたってしまう。    幸いその後、私は理解ある仲間に恵まれ、身体も徐々に改善し、次第にうつ症状も無くなった。  それからピタリと発作が

遊び仲間は「作る」もの、友達は「出来る」もの

 こだわりが強過ぎるとよく言われるが、私の中で、 「遊び仲間」と「友達」は 別存在なのだ。   一緒に遊べるぐらいなら、もう友達で良いのではないかと周りは言うが、この両者には根本的な違いがある。 遊び仲間は「作る」ものだが、 友達は「出来る」ものなのだ。   遊び仲間でいる為には、多くの条件が必要だ。    相手と趣味を合わせなければならない。  話で盛り上がれるよう、流行りのトレンドも仕入れておかなければならない。  お互いに気分を損なわないよう、不快があっても

凸凹があるから、繋がりがある

 人はもしかしたら欠点で繋がり合っているのではないかとしばしば思う。  性格のちょっと欠けている部分が引っかけとなって、それが互いに噛み合うのだ。  性格が適度に良し悪しで凸凹状になっているのが丁度良い。  完璧過ぎても、欠け過ぎてもだめだ。  完璧な人は丸形だ。  凸凹が無く、輪郭が柔らか。  突出する部分も無く、誰ともぶつかることがない。  故に、引っかからない。  誰かと繋がることも無い。    反対に、性格が欠け過ぎても問題だ。  ぼろぼろで簡単に崩れ落ち

「スルー力」を身に付けよう

 ツイッターで、こんなものを書いたことがある: 私を傷つけた人達は、その傷による私の人生の不調の責任を一切負わない、いや、負えない。 そう考えると、自分が傷つかないようにするのが如何に大事かが見えてくる。 考え過ぎないこと、辛い思いを忘れること。 難しいかもしれないけど、自分を守るスキルは是非とも身につけておきたいものだ。  他人をコントロールすることは出来ない。  誰かが私達にひどくすることも、止めることは出来ない。    それでもーー 私達は傷

本当の愛は、束縛しない

 私は執着心の強い人だ。  一度「これ!」と思ったことに対しては、とにかく真っすぐ目を離さず見つめてしまう。  自分が決めた目標に対しては、移り変わらず、実現まで諦めない。  こういった面ではまだ良いのだが、執着対象が人となってしまうと、その被害は途轍もなく大きくなる。 窒息しそうな程に、相手と自分を束縛してしまうからだ。  何よりも怖いのは、お互いそれが愛情だと思い込んでしてしまうことだ。    愛しているから束縛する。  愛されているから、束縛されている。

嫌な人によって鍛え上げられる

 deco自身が言うのもどうかと思いますが、自分の性格が柔らかくなった気がします。  理不尽なことされた時、以前はとにかく「ムキーッ!」と怒ることが多かったのですが、最近は「あの人もそうする理由があったんだ」と思えるようになりました。  今までたくさん自分に強くあたる人と出会ってきました。  最初は戸惑ったり、怯えたりすることが多く、その人達を考えただけで涙が出た日もありました。  けど、いやいやな気持ちを一転し、「なにくそ!もう一回!」とゲーム感覚で何度も立ち向かい

信頼と安心感と自分らしさと

 真っすぐで一生懸命な人。  自分の考えがしっかりあり、流されない人。  誠実で、偽りのない人。  取り敢えずこれらがあれば、その人とは上手くやっていけると、decoは思うのです。  そして自分も常にそうであるように気を付けています。  ポイントは「信頼出来る人であるかどうか」です。  基本、人は独立した存在で、それぞれの生活があり、目標があります。  どんなに親密な仲でも、お互いの世界を尊重することは大事です。  「相手の背中を押す」という言葉がありますが、それが出