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考え・悟り

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閃いたことや、悟ったこと
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2019年4月の記事一覧

テクノロジーに喰われる

 東京駅は、「マイペース」を許さない空間だ。  通る度に、息苦しさを感じている。    せかせか歩くマジョリティによって、そこのスピードは決められており、ゆっくり歩いていたりすると、必ず邪魔になる。  ただ自分のペースで歩くだけで、誰かの走行を妨げてしまう。    ぶつかられたり。  舌打ちされたり。  睨まれたり。    私自身も、その故とても進みづらい。    だから、東京駅にいると、自然と速く歩くようになる。  目に見えない大きな流れに強いられて、そうせ

ネタがまとまらなくても、取り敢えず書いてみる

 無から文章を一つ作り出すというのは、結構大変だ。    気持ちや考えが既にまとまっている時は、比較的スラスラ書けるのだが、そんなことは滅多にない。  ほとんどの場合は、ネタにしようとしている考えが脳内でぼんやりとしていて、ちゃんとした形になっていないのだ。    現在、毎週最低2篇のエッセイ記事を書くようにしているが、大抵は不安の中で書き始める。  あまりにも考えがまとまらず、脳内で全く文章としてなっていないからだ。  がしかし、一旦執筆を始めると、面白い程にどんど

私達に足りないものなんて、何一つ無い

 人はしばしば、周りの誰かが羨ましく感じ、その人には不足が無く、恵まれているように思えてしまうことがある。  ついその人が持っているものだけに着目してしまうからだ。  それも無理はない。  というのは、持っているものは、実体として見えやすくなっているのに対し、失ったものは見えにくいからだ。  だから、まるで相手は今まで何も失っていないかのように感じてしまう。    ただ、実際は決してそうではない。    私達は皆、何かを得、また、何かを失う。  誰もが、他の人にない

休みは怠けではなく、もっと働ける為だ

 ある日のことだった。  急に身体が思うように動かせなくなった。    完全にコントロールが効かなくなったという程ではないが、明らかに脳の指令に対し、「NO!」と拒んでいた。  脳内では、まだやるべきこと、終わらせなければならないことを思い巡らしている。  あれこれと用事が残っている。だから作業開始せねばと考えていても、どうしても身体はそれを嫌がるのであった。    力がどんどん失っていくのを感じ、しまいには横になる以外、何もやりたくなくなった。  どんなことに対して