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市岡元気先生のサイエンスライブ

次男がサイエンスアーティスト市岡元気先生のYoutube実験動画をよく見ているため、ならば先生のサイエンスライブに連れて行ったら喜ぶのではないかと思っていくつか連れて行ってみた。


サイエンスアーティストの市岡元気先生による、脱炭素をテーマにした子ども向けの実験講座@TOKYO ZEV ACTION

初めて連れて行ったイベントではとにかく本物の先生が間近で見れるというだけで次男はワクワクしていたと思う。サイエンスライブが始まると、なんと来場者が参加できるクイズがあり、当ててもらって回答できたら先生のサイン入りグッズがもらえると知った。欲しい。

約1時間のイベントで3択形式のクイズが6~7問出されたと思う。その度に子ども達が元気に手を挙げていた。その様子を見ていて思ったのは、普段から科学が好きで、先生の動画を観て、現地にも足を運ぶ子達が沢山いるのだなということ。

左下の写真がその時の様子になる。クイズがラスト1問ともなると、子ども達は立ち上がって、当てに来てくれるアシスタントの方に猛アピールしていた。

次男はと言うと、初めての参加だったこともあり、手は挙げてみるものの、本当に当てられちゃったらどうしようというような、不安そうな手の挙げ方をしていた。

しかしそんな次男は3回目のイベントに連れて行った時、誰にも負けないくらい積極的に手を挙げることになる。

世界一楽しい科学の授業「サイエンスライブ」@Tokyo Education Show (TES)

TESは夏休みに開催された教育フェスティバルで、教育への熱い想いを持った方々が企画されている。市岡元気先生のメッセージからもその思いが伝わってくる。

先に、市岡先生のイベントを含めいくつか参加してみて気づいた事を書いておこうと思う。参加者の中にギフテッド傾向のお子さんをお持ちのご家庭も何人か参加されていた。とあるイベントでの発言や質疑応答から何となくピンと来たのだった。今の学校教育に悩みを持つご家庭の中にはこういったイベントにアンテナを張っている人もいるのかもしれない。

我が家もTESを知ったきっかけが長男からの情報であった(元気先生や、くられ先生の動画を沢山見ていて、そこで過去のイベントを見たらしく教えてくれた)。また親も学校外で子供の知的好奇心を満たすにはどうしたら良いかとアンテナを張っていた所だった。残念ながら今回は長男は時間が取れず参加できなかったものの、長男がいたからこそ次男と長女を連れて行ってやれたと思っている。

まずはTES全体の情報を。

市岡元気先生のセッションの様子。

下の写真にあるオレンジ色の巨大風船は大規模会場ならではで、市岡先生のイベントには3回足を運んでいるが、この風船はまだ我が家はTESでしか見たことがない。

この風船で超絶面白かったのが、とある液体等々を風船にかけて割る実験をするのだが、ゴムが分厚いためなかなか割れないですねと言いつつ、元気先生が唐突に風船を観客席に飛ばすのである。観客は自分のところで割れてほしくないと、キャーキャー言いながら打ち返すわけで、あぁこんな参加型イベントは最高だなと企画力に圧倒されたのだった(実は割れるまでには色々仕掛けあり。実は・・・という種明かしも含めてイベントの企画力が素晴らしかった。)

そしてこのセッションには長男が大好きなくられ先生も登壇されていて、またくられ先生がとんでもないことをするので会場は大盛り上がりしたのだった。

長男のくられ先生への愛。

今回もクイズの時間があったが、会場に数百人はいたと思われ、当ててもらえる確率は低かった。それでも次男は頑張って手を挙げていたと思う。そしてこの当ててほしいという思いは、その後3回目の元気先生のイベントで叶うことになる。

丸一日TESで過ごしてみて、次男も長女も大喜びだった。今回は市岡先生のイベントを中心に書いているが、実は先日noteでも書いたくられ先生のセッションもあった。実際に参加したことで親近感を持ったのか、次男は帰宅してからはくられ先生の動画もよく見るようになったし、長男が持っているくられ先生の本を時々手にするようになっている。

今回のTESで1つとてもありがたいと思ったことを追記したい。それは会場であった東京学芸大学まではバスを使わないと行けなかったのだが、今回のイベントのためにバスが増便されていた事。帰りもイベント終了時間に合わせてバスが既にバス停に待機、バス会社の人が行きもだが帰りも呼び掛けて誘導してくださったりと、移動がスムーズにできて非常にありがたかった。

バスを乗り継がないといけない場所にもイベントがあるならとしばし出向くのだが、便数が少ない時は乗れない心配をすることも多かった。小さな子を二人連れて行くし、乗り遅れてせっかくのイベントを逃したら・・そうならないように余裕をもって出発を、と思うとなかなか大変なのだが、これなら次回からも安心して行けて本当にありがたいなと思った。

TES全体を通して、企画、準備に感銘を受けることが多い一日となったのだった。

3回目の元気先生のサイエンスライブ

こちらのイベント名は伏せるものの、元気先生のライブで次男がクイズのたびに積極的に手を挙げ、その変化に私自身が驚いたので書いてみたいと思う。1回目に参加した際には手を挙げてはみるものの自信がなさげだったと書いたが、今回は絶対に回答して景品を手に入れるぞと意気込みがすごかった。

こんなに変わるものかと思ったが、その熱意が伝わったのか、次男はなんと2回も当ててもらい、先生のサイン入りグッズを2つもいただくことになる。一回のイベントで当ててもらえる確率がそもそも低いわけだが、それなのにということで本当にラッキーとしか言いようがない。

今回のイベントについては、整理券が必要とのことでまずは整理券を取るために並び、その後イベント開始まで待って、また開始前にも並んでと親としても頑張った。次男が必死でアピールする姿と、当ててもらって自信をもって答える姿と、そして景品をもらって目を輝かせている姿を見れたことで、親としても頑張った甲斐があったなと思う。

最後にこの日はラッキー続きだった。元気先生のイベントが終了して1時間くらい経った後だっただろうか、我が家は別のイベントでまだ現地にいたのだが、実験道具などの撤収をされている元気先生を見つけた長女が「元気せんせい~♪」と遠くから何度も呼び掛けたり手を振ったりしていたようで、長女の様子を見に探しに出てみたらそんな場面に出くわした。

長女のそんな姿をカメラに収めようと思ったら、元気先生が「撮りましょうか?」と声をかけてくださって、まさかそんな良いのかなと思っていたら、スタッフの方が出てきて家族で撮って下さったのだった。今回が3回目の参加でしたとお伝えし、是非また子供たちを先生のライブに連れて行ってやりたいなと思ったのだった。

写真やサインについては、基本的にはほとんどのイベントでは個別に依頼しても難しいのではないかと思う。初めて行ったZEVでは実はアシスタントの方がいらっしゃったのでちょっと聞いてみたのだが、難しいとのことだったし、TESでは予め写真撮影の時間が設けられていて決められた時間のみとなっていた。一般的にはそうなるところ、3回目のイベントについては本当にただただラッキーだったのだと思っている。

これからも様々なイベントにアンテナを張って子供たちと出掛けたいと思っている。行けば行くほど次のイベントの情報も入り易くなるためお勧めしたい。