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【フリーランスの決意】わたしのロードマップ

フリーランスになろうと思ったきっかけ

独立前の属性はこんな感じ。

  • 夫・2歳双子の4人家族

  • 32歳

  • 不動産関係の正社員

  • 時短勤務

  • これといった強み無し

  • 夫は激務で、帰宅後はワンオペ

育休から復帰して1年。
営業職への異動と双子のイヤイヤ期突入が重なり、適応障害になりました。
職場へ行くと、動悸・腹痛・めまい・吐き気・不安感など、数えきれない身体症状がでるように…
子どもたちをワンオペする時も同じです。
泣き声が頭の中で反響し、頭痛をはげしくさせます。

毎日をこなすのが必至で、起き上がれないこともありました。

「ここで休まないと倒れる」

ギリギリのところで「休みたい」と上司に報告しました。
その日の午後から休ませてもらえることになり、心の底から安心したのを覚えています。

通院していた心療内科で診断書を書いてもらい、半年間の休職を経て、体調は回復。
しかし、どうしても会社員に戻る決意ができませんでした。

  • 同じ職場に戻ると、適応障害が再発しそう

  • そもそも営業がイヤ

  • イヤイヤ絶頂の2人を抱えて、会社員と子育ての両立が不安でしかない

転職も考えましたが、転職先が合わなかった場合のリスク、そもそも子連れの転職って厳しいよな…
と、元の職場・会社員に戻ることを全身が拒否していました。

というわけで、わたしは逃げるようにフリーランスになったのです。
あてもないし、志もありませんでした。

独立前に準備したこと


休職中、独立へ向けて準備したことをお伝えします。

  • 自分で仕事を受注してみる

  • 継続案件を獲得する

  • 事業用のクレジットカード・銀行口座を開設

  • 生活防衛資金の確保

まずは、クラウドソーシングサービスで仕事を受注してみました。
初めての案件は雑記ブログの執筆で、10記事かいて3,000円でした。
少額でしたが、初めて会社員以外の収入をじぶんで得ることができ、感動したのを覚えています。

そこから、自分でもできそうなライティング案件に応募し、WEB記事の執筆やHP制作のライティング案件で実績を積みました。

ライティング案件に取り組んでいると、比較的割の良い継続案件に出会います。
まだ、継続案件は1クライアントのみでしたが、月に数万円稼げる見込みが立ちました。

事業用の銀行口座とクレジットカードは、会社員のうちに作成。
独立してからでは信用が足りず、新規開設が難しいと思ったからです。
個人名義で作り、プライベート用と事業用にわけて使っています。

生活防衛資金には、独身時代の貯蓄をあてました。
夫の稼ぎと合わせると、仮にわたしの収入が0でも、1年間は暮らせる。

今の自分が取れるリスクを考え、バランスよく選択しました。

夫ブロックへの対応

わたしが会社員をやめることに、夫は反対でした。

  • 今より好待遇の会社に出会うのが難しい

  • 収入が減る

  • フリーランスは甘くない

わたしが考えてもそう思います。
でも、今のまま戻ったら確実に再発すると思いました。

わたしは「夫ブロック」に、以下の方法で対応。

  • 独身時代の貯金がある(あなたには迷惑をかけない)

  • フリーランスに向いていないor稼げないなら会社員に戻る(1年期限)

  • 継続案件が取れた

  • 会社に退職の意向を伝えてから夫に事後報告

最後は強行突破です(笑)
何度も計画を練りました。

全額投資に回す、店舗を借りて家賃が発生する、飲食店をやりたいなど、
客観的に見て「無謀ではない」と説得できるようにしました。

あとは、どれだけがんばって説明しても反対されると思ったので、「もう退職の意向を伝えた」と後戻りできない状態に。

最初に夫へ伝えたとき、驚いて言葉もありませんでしたが、最終的には「フリーランスがんばってみて」と言ってもらえました。

「フリーランスになりたい」と思ったとき、パートナーや家族がいる人は反対されるかもしれません。
安定がおびやかされるかもしれない。正常な反応だと思います。

「それでもやってみたい」「自分の人生を生きたい」と思い、今に至ります。

正直、フリーランスはぜんぜん楽ではありません。
収入は会社員時代の半分以下、手を止めれば収入も止まる、有給休暇はもちろんなし、保証なし…
挙げだしたらキリがありません。

しかし、わたしはフリーランスになって「健康」を手に入れました。
誰にもじゃまされず、自分のペースで、やりたいことを自分で決められる。

フリーランスを続けるか、会社員に戻るかの選択まであと半年。
自分らしい生き方ができるようにがんばります!

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