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環境教育のあり方

こんにちは現象です。

みなさんは環境教育と聞くと、

「地球温暖化」「森林破壊」「水質汚濁」「マイクロプラスチック」「CO2削減」

などなど他にも色々あると思いますが、このようなことを思い浮かべませんか?そしてもしかしたら聞き飽きたりしていませんか?

私自身沢山聞いているのに全く自分の環境に対する意識は上がっている気はしません。

ではなぜ意識が上がらないのか、今の環境教育の何がわるいのか

今回は、私の考えるあるべき環境教育の姿について解説していきたいと思います。


不安を煽る環境教育の実態

環境に関する啓発活動(普及活動)をしている人たちはみなさんこう言います。

「このままでは豊かに住めなくなる」
「今までのような生活はできなくなる」
「木が生えなくなる」

このように、現状の維持から来る将来の悪化を発信し、私達の危機感を煽ろうとします。

それを聞いた私達は
「やばい」「なんとかしなければ」
と感じます。

しかし最初に述べたように私達は環境教育を受けすぎている。聞き慣れてしまっているのです。
それも何度も不安を煽るものを

人の心は感情の変化が激しいと疲れてくるのです。そして環境教育と聞くと何を言われるのかが予想でき、その予想の先で不安を煽られると無意識的に私達は気づいているのです。

不安を煽られるというのはあまり私達が好きな事ではありません。なぜなら負の感情を呼び起こすからです。

褒められたり、得があったほうが人は喜び、これらの正の感情がある時のほうが幸せなのです。

つまり、環境教育の現状は負の感情を煽るものばかりなため聴衆が聞く耳を持たない上に聴くメリットすらない。

私の考える環境教育のあり方

では正の感情を煽る環境教育とは?

私がこれからみなさんにそれをお見せします。

上高地を流れる川


これは実際に私が撮影したものです。
これを見てはみなさんはどう思いますか?

私はこの川を見たときにとても綺麗で美しい川だと感じました。

この美しい川がある上高地(かみこうち)は環境に配慮されたバスか、徒歩か自転車でしか行くことはできません。ゴミの回収も徹底されています。

これが何を意味するのか?そう。これほどまでに規制をかけなければこの川を見ることができないのです。

これほど綺麗な川の水を、私達が住んでいる土地の水路や下流の川で見たことがあるでしょうか?残念ながら私はそのような場所は知りません。

もしここで綺麗な川の水を街中でも見たい。

そう思われた方がいるのなら、またその思いが強くなればなるほど、その人たちは今後環境について自発的に勉強し、行動します。


このように、不安を煽らなくても啓発活動をすることは可能です。何を言うにしても「伝え方」は一番大事です。現代の環境啓発活動に限らず、様々な社会問題を訴えるうえで不安を煽ってしまってはやはり聞き飽き、好かれません。

いかにポジティブに捉え、伝えるかが私は大事だと考えます。

ではではまたどこかで〜


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