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ねむい生活③

私の部屋に睡眠時無呼吸症候群の検査キットが送られてきた。

 ※以下はすべて私の場合です。念のため。

今までほとんど使ったことのない医療機器に少しわくわくしてしまう。SpO2プローブ(指につけて酸素濃度を測る)とか、カニューレ(両鼻の穴に入れる管、呼吸の有無を調べる)、脈拍と酸素濃度と呼吸を表示する本体、あとその本体を手首につけるリストバンド。

検査の日は指定された通りにいつも通りに過ごす。お酒を飲むとか、運動とか、いつも頻繁にはやらないことはしない。

いつも通りにシャワーを浴びて、いざ寝る前に検査の準備をする。パジャマ姿で医療機器を出して全部身体中につけて鏡を見るとちょっとやりすぎ感というか、患者感が出て自分でも驚いてしまう。私の「眠い」はこんな深刻で重症っぽいんだっけ?でもまあやるしかないか。

その日の夜は雨で、指もSpO2のクリップで挟まれているし、何となく緊張してあまり深く寝れずに外の雨音を聞いていた記憶がある。

翌朝は雨は止んでいて、昨夜使ってデータが入った機器を送られてきた段ボールに入れて封をして、自転車をこいでコンビニへ持ち込んだ。意外とあっけなく検査が終わってしまった。あとは検査結果を聞くだけ!


次で最後です。


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