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旅に出てみることにしました

 自分で稼げたらいいなとか、これから自分はどうやって生きていこうかなど日々モヤモヤ考えながら過ごしていたら、なんだかどっと疲れてしまいました。
 SNSでは何か輝かしい者になっている人たちで溢れ、人生を好転させる為のコツ・ウラワザ・トップ3・避けるべきNG集をいろんな人たちが上から目線で似たような内容を発表し、ハートやいいね集めに終始しているのを見て、自分もこれにならなければいけないのか?と思うと気持ちが悪くなってしまいました。そして、そんな情報をアルゴリズムによって引き寄せているのは自分の行動でもあるということにも。

 ある時図書館で一冊の本に出会いました。「ふるさとの手帖 あなたの「ふるさと」のこと、少しだけ知っています」という本です。全国1741市町村を巡った記録の写真集で、有名な観光地もあれば、そこに住む人々の何でもない日常の風景を撮影したものもあり、郷愁を思い起こさせる一冊でした。新幹線の窓から遠くに見える、粒の集合体のような街にも当然、自分たちと同じように幼少期を過ごし、通学し、就職して引っ越したり、また地元に戻ってみたりという人生があるのだなと思うと、少し涙が出てきました。旅行先で観光地じゃない、何でもないスーパーなどを歩いてみるのが好きなのは、そういうことを感じたいからかなとふと思い出しました。
 今までの旅行を思い返してみると、ふらりと入った居酒屋で地元の人とお互いの田舎について話したり、近くのおすすめスポットを聞いたりするのが好きでした。RPGゲームでヒントを得たような感じです。また、その場限りの出会いでも意外とその人の芯を表すような物語を語ってくれたりするのです。そういう時に(ああ、この人は確かに生きてるな)と思って温かい気持ちになったりするのです。そういう気持ちになったことが遥か遠い昔のように感じられるほど、仕事や将来への焦りで心がすり減っていたのだと思います。
 そこで、自分も全市町村とまではいかないですが、全国津々浦々を旅してみようかなと思い立ちました。移動は車だと拠点間の移動だけになってしまうので、景色が見られるようにバイクにしてみました。自分で調べたり誰かから教えてもらったりした場所を巡れたら良いなと思ってます。進捗はインスタや記事でアップしていきます。

 最近はずっとコーチングなどの発信関係に手が付けられず、このnoteもやっとやっとの思いで書きました。これまでの記事とテイストは違いますが、しょうがないと思っています。実感のない聞きかじりの知識で記事一覧を飾ってもな、という気持ちです。(今までの記事が真面目に書いてない訳ではないです。)家事や家の整理など日々のいろんなことにかまけて、避けていたのもありますが、いざ向き合うと本当に辛いのです。生来飽きっぽい性分で、ついついXを見たりテレビを見たりしてしまうのですが、やらねばどうしようもない!ということで書きました。断続的になりながらでも何とか続けていけたらと思います。

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