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学校に行かせたい私が陥った「不安探し」の罠

意気込んで毎日なにかしらのアウトプットするぞ~!となっていたのにさっそく間が空いてしまいました🫠
本当に「継続」って私には難しい~💦行動に移せる方ほんっとに尊敬します。昔から飽きっぽいのか興味沸いてすぐ形から入るけど「継続」したもの1つもない気が。。ほんとに3日坊主😭
実は息子のゲーミングパソコンを使ってるのでなかなかタイミングが。。
なので自分のノートパソコンを購入しようかなとワクワク💕

とりあえず好奇心旺盛という事にして再度noteという場所をお借りして「継続」に挑戦してみようと思います💫

そして今日は2年前、突然不登校になった長男くんについて書いてみようと思います😊

長男くんが不登校になったのは小学3年生の6月から。(現在5年生・週2~3別室登校中)
それまでは幼稚園も小学校入園当時も激しい行き渋りもなく過ごしていたのですが、3年生の5月にコロナウイルスに感染してしまい療養明けの登校日の朝「学校行きたくない」と言いました。

はい、、世の中のお母さんのほとんどが恐れているのではないかというあの呪文ですよ。

「学校行きたくない」

もうね、、焦りと驚きとで当時の記憶あまりありませんよ💦
まぁ、病み上がりだし休み明けはみんな行きたくないよねそりゃっと自分に言い聞かせながらも長男くんは着替えないし本気モード。。
とりあえずその日は
お休みしたのですが次の日も朝になると「学校行きたくない」
「どうしたの?」と聞くと「習字があるから行きたくない」と長男くん。

どうやら学校に休んでる間に初めての習字の授業があったが自分は休んでたので今日が習字道具を使うのが初めて不安との事。

おかん:「わからなかったら先生や友達に聞けばいいし大丈夫だよ!」

長男 :「・・・」

おかん:「先生に伝えとくよ。習字の時間が不安みたいですって」

長男 :「・・・」

こんなやりとりが続き、刻々と登校時間が近づいてきてあせるおかん。
当時、仕事をしていたし幼稚園に次男を送らないといけなかったので焦りでなかば強引に学校に連れて行きました。←ひどいですね🫠

当時は行っちゃえばなんとかなるって思っていましたしなんとかなってたんです。表面上は。。🥲のちにこの事を後悔するのですが💦
そして朝になると「学校行きたくない」の今日の恐怖の呪文が💦
そしてその日から1週間ほど毎朝「今日は何が不安?」と聞きました。

長男:「今日はかかり決めをするから不安」
おかん:「じゃあ担任の先生に伝えとくから大丈夫」

また次の日の朝。。

長男、例の恐怖の呪文を唱える。
おかん:「今日は何が不安?」
長男:「今日は係の仕事があってうまくできるか不安」
3日目あたりから心配して毎朝担任の先生が電話をくれるようになりすごく寄り添っていただいた女神のような先生でした。

女神先生:「今日の時間割はこんな感じなんだけど何か不安あるかな?」
長男:「うーん。。。」

しばらく間があいて
長男:「今日は休み時間に係の仕事があるのが不安」
女神先生:「そっかそっか。じゃあ休み時間はこうしてあーしてうんぬんかんぬん」
そして私がほぼ強制的に登校させる。

次の日
また恐怖の呪文を唱える

女神先生から電話
女神先生:「今日は何が不安かな?」
長男  :「授業参観で道徳が…」
女神先生:「2時間目の授業参観にお母さん来るし先生も近くにいるから何かあれば言ってくれて大丈夫だよ」

なんとか登校し私も授業参観に行きましたが特に問題ないように見えました🫠今思えばですが相当頑張ってたんだろうなぁ。。と

そして呪文を唱えだして3日目あたりから夜になると

「寝たくない。寝たら明日がきちゃう」と言うようになりました。
でも当時の私は長男くんが限界で精一杯SOSを出してくれているのに「何で今まで行っていたのに行けないの?」とイライラしてしまって😭
「慣れれば大丈夫!」「何が不安?一緒に原因を考えよう」と長男くんの気持ちも聞こうとせずとにかく行きたくない原因や不安を聞き出そうとしていました。


そして「学校行きたくない」発言から1週間たった朝、またいつものように
「今日は何が不安??」と聞きました。

長男「。。。。」

おかん:「とりあえず行けばなんとかなる!とりあえず学校ついたら先生に今日の不安なこと相談しよう!」といって車に長男を乗せて学校に向かいました。←抵抗する気力すらなかったようです🥲
当時、幼稚園児だった次男をパジャマ姿のまま乗せて🥲←もう必死すぎて周り見えてないですね💦
私は出勤時間が迫っていて焦り狂って鬼の形相でしたし長男は泣いていたし次男は「お腹すいた~早く~」と車内はカオス状態🚗💦💦

そして遅刻ぎりぎりの時間に行くと先生とクラスの仲いい子数名が下駄箱で待っていてくれました。
「あ~よかった。これで安心だ」と思った瞬間。。

長男の足が止まり

「もう動けない。無理」

今まで見た事のないような我が子の表情でした。
その顔を見て私は担任の先生に

おかん:「今日は挨拶だけしに来ました!そしてしばらくお休みしますのでよろしくお願いします😊」と気づいたら言ってました。←よかった。まだ鬼から人間になれた(笑)

その日から長男との不登校生活の幕開けです💮

そして行き渋り当時、私はとにかく長男の不安を消す事にフォーカスしていたんです。
「不安」さえなくなれば学校に行けるって思っていたんです。

ですが「不安」て完全になくすことは出来ないし悪い感情ではない。
「不安」も大切な感情ですよね。
ですがよかれと思っていた私の当時の

「今日は何が不安??」

これって聞かれる事で「自分はなにが不安なんだろう」って探し始めるんですよね😭
なので今までそこまで不安に感じてなかったことすらも探す事で逆に不安になるというか・・💦今までできていた事にも不安を感じ始めたり💦(不登校になってしばらくして赤ちゃん返りもしっかりなりました👶その話はまた別の機会に書こうと思ってます)
まさに先回りして過干渉していました私。

そこに気づいてからは不安に注目せず安心できる事に注目し始めてからは親子関係がすごく良くなりました。
決して不安な気持ちに蓋をしたり無視したりするとかではなく✨

「自分は何してる時がワクワクするんだろう」「どうゆう時に安心したり幸せ感じるだろう」と意識するだけで穏やかな気持ちになりますよね🥰

なんだか長々とまとまりのないお話になってしまいましたが「不安さん」はあえてこちらから探しにいったり呼びこみしたりせず、あちらから現れた時に「よかったらここどうぞ~」って「不安さんの席」を用意して座らせてあげておけばいいなって🐣
そこにしばらくいてもいいし、気づいたらどこかに遊びに行ってるかもしれないし、すごく小さくなって座ってるの気づかないくらいになってるかもしれない。

自分の中にそんな出入り自由な感情のフリースペースがあればいいなぁと✨

長男が不登校になり本当にたくさんの事に気づかせてくれて感謝です。

ただ今も長男くんには「不安さん」の訪問がたくさんあるので満席の日もたくさんあります🤣
ちなみに次男くんは「イライラくん」で満席になる事が多いです💥

今日は不登校になる直前の我が家が経験した「不安探し」について振り返ってみました。

最後まで読んで頂きありがとうございました😊

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