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『暗殺教室』『逃げ上手の若君』の作者の松井優征先生にインタビューして~弱いまま生きるとは~

みなさん、こんにちは。暑い日々が続いていますが、どのように過ごしていますか。僕は夏バテしないよう週1、2回ジムに行きながら体力作りして体を整えています。

『不登校新聞』で(『週刊少年ジャンプ』で連載の漫画)『魔人探偵脳噛ネウロ』『暗殺教室』『逃げ上手の若君』の作者の松井優征先生にメールでインタビューをしてその記事が上がりました!

僕は高校時代に『暗殺教室』をアニメで観てハマり、そこから原作漫画も楽しく読んでいました。『暗殺教室』が連載していた2012年~2016年の間は自分が中高生の期間だったので、僕らの世代としてはドンピシャに当たります。
そんな『暗殺教室』を手掛けていた松井先生に今回僕は、質問者の1人としてインタビューに関わることができたので、とても嬉しい思いでした。

『暗殺教室』を当時読んでいて進学校の中で落ちこぼれである3年E組の生徒たちの元に突如やってきた謎の生物・殺せんせーが担任となり、暗殺対象になりがらクラスの全員を指導していくストーリーには興味深く思いました。
僕自身も小学校4年~高校1年の間まで断続的に不登校を経験していて、学校に居場所を感じられず苦しかったため、E組のようなクラスには憧れていました。
殺せんせーのような1人1人の個性を重視しながら指導している先生がいて、日々生徒が楽しく過ごしているE組に僕も通いたかったと感じていました。
E組はまさに理想な教育環境に見えたため、僕らの世代では、同じように感じた人が多いと思います。このような読者を引き付けるストーリー作りをしたのは、松井先生の手腕によるものでしょう。
そんな『暗殺教室』を手掛けた松井先生は、どのような人でどんな経験を経て、漫画を描いているのか気になっていたので貴重な機会でした。

インタビューでは、松井先生の子ども時代から遡ってお聞きしました。子どもの頃はいじめられ、もともと非常にネガティブな人間なので、ふつうの人がすぐに忘れてしまうようなことで延々思い悩んだりすることがよくあり、人間関係においても困っていたことを仰っていました。そうした経験が『暗殺教室』のストーリーなど、松井先生が描く漫画に影響を与えていたと言っていました。

『暗殺教室』『逃げ上手の若君』でも弱い立場のキャラクターが自分の個性を武器として敵対する者と渡り合いながら、自身の力を高めていく作風なので、それが松井先生の経験から来ているとすると、腑に落ちます。
松井先生自身も、色々辛い思いをしたからこそ、『暗殺教室』や『逃げ上手の若君』という漫画を描けたんだと実感しました。
このような才能弱者が才能強者に勝つ戦略を考える楽しさ、分析してみれば多岐にわたる弱者戦略の重要性を松井さんが話していて「弱いままでどう生きるか、逃げながらどう生きるか」という今回のインタビューのテーマにふさわしい話題だと思います。
今の時代、僕も含めて「自分なんか駄目だ、弱い人間だ」という風なコンプレックスを持っている若者は多いと思うので、こういった考え方はまさにとても共感できるものでしょう。

「自分を分析し相手を分析することは、逃げているときにこそできる、人生でもっとも貴重な時間」という松井さんの言葉は僕にとってもこれからの人生を生きる上で貴重な言葉だと感じました。
この言葉を胸にまたこれからの日々を過ごしていきたいと思います!


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