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携帯はフランスパンに挟んどけば鳴らない

携帯は生活に欠かせない。
とはいえ、依存してしまうだけの強い力を持っている。

彼は(とあえて言わせてください)、なんでもしてくれる。
ほとんど全ての生活に付き合ってくれる。
あらゆる情報を教えてくれる。
誰かに言葉を伝えてくれる。
無条件で尽くしてくれる。

これで依存しない方がおかしいんだ。

そこに一種の危うさを感じるのは僕だけではないはずだ。
気づいた人は、意図的に携帯を遠ざけるようにする。
「本当に好きなんだけど、今はごめん」だ。

なんて身勝手な人なんでしょう。

かくいう僕も携帯に依存している。
確実に。

だから意図的に遠ざける必要がある。
依存してしまうことは悪いことではないけれど、何事も程度が大事なんだから。

携帯から離れてしまいたい時、フランスパンを用意しましょう。
なるべくハードな、噛んだら口内が痛いぐらいのハードなものをスーパーでなく、パン屋で買いましょう。
切れ目を入れましょう。
バターとパテを塗り、レタスとトマトを挟みましょう。
そこにメインとして携帯を挟んでしまいます。

そしたらもう鳴らないよ。
いや鳴ってるとしても、気にならないよ。
それはもう確実に、携帯であって携帯ではなく、
少し硬いバインミーなんだから。

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