一千光年先まで届く光『GATAPISHI』
みなさんこんにちは!ちぇりーです🍒
本日は真夏日にこそ読みたくなるようなBLを紹介します!
『GATAPISHI』 作・新井煮干し子 on BLUEコミックス
🍒真っ直ぐでどこまでも青い刹那の時
物語の展開の中心になるのがお寺!そしてふたりを繋げるものが仏教!という、設定からして唯一無二の作品です。
正直にお話しすると、「物語の面白さ」みたいなものは判断ができません。
言語化が難しいのですが(レビューでそれを言ったらオワリ…)、物語の面白さを超越した魅力や引力がこの作品には感じられます。
所謂、「刺さる人にはぶっ刺さる」系かと筆者は感じました。
上記に述べた引力を生みだしている一因を担っているのが力強い作画!表紙は受けの瑞泉くんが飾っているので、気持ち爽やかで美しい印象ですが、攻めの阿野くんの力強さが見ていて応援せざるを得ない気持ちになります。それもこれも新井先生の迫力ある作画のなせる技なのでしょう!
少年漫画タッチの作画なので、男性も読みやすい男の子になっています!
そしてこの作品の魅力を引き出しているもう一つの要因が、描く世界の対比です。
主人公の二人は、自分や相手の気持ちという小さな世界で葛藤し生きている人間です。それを、仏教や社会などの非常に大きな世界と同時に描くことで、「ごく個人的な小さな世界であっても、大きな世界の出来事なんて関係ないくらい大きな感情になりうる」という対比表現になっているのではないでしょうか。
この対比が不思議な感覚で、「理由は上手く出てこないけどなんか感動的」
を綺麗に生み出しています。
総じて、私はめちゃくちゃお気に入りの作品になりました✧
🍒こんなふたり!
阿野孝助【猪突猛進で即行動!な元野球部】
瑞泉友雪【ミステリアス美人な寺の息子】
🍒この言葉が宝物!
「いつか別れ別れになっても 今ここで一緒にいるんだ!!」
🍒キーワード
#光のBL #DK #青春 #素直 #仏教
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