見出し画像

アトピー性皮膚炎の痒みを半減する、セイタカアワダチ草。

イタカアワダチ草とアトピー性皮膚炎

 セイタカアワダチ草は外来種でありながら、繁殖力が強く日本全土を占領するぐらいに、今では何処にでも見られる。厄介者扱いされている草だが、その成分を検査してみると、プラス501とマイナス501の性質を持っている。

 有益性と毒性を併せ持っている草であった。この有益性と毒性を併せ持つものでは蜂の作るプロポリス、スギナ、にがり、蚊取り線香などがある。蚊取り線香などは毒性で蚊を殺し、有益性で人体には無害となる。

 化学薬品のキンチョールなどは毒性で蚊を殺すが、毒性だけで有益性がないため人体にはデメリットしかない。アトピー性皮膚炎の薬も毒性だけで有益性のない薬の場合、その場の炎症を鎮めるのには良いが、何度でも復活して副作用も深刻になる。

 実は、私もアトピー性皮膚炎を持っている。発症して3か月だが、何が原因だか分らなかった。食品検査器具で検査してみると、今までプラス501の優秀な値を出していたパンが、マイナス21の検査値になっている。

 これはパンが悪いのではなく、私の体がパンに反応してパンを外敵とみなし、マイナス21の反応を出しているのだ。この為、パンを食べるとすぐに背中から腰に掛けて痒くなる.思わず搔きむしると、赤く腫れあがって湿疹ができてくる。

 これが痒いのを通り越して、ピリピリ、ズキズキ、一時も解放してくれない。夜寝ている時も背中から腰に掛けての刺激が強いため、夜も寝られないのである。抗生物質をお医者さんから貰ってくると良く効くが、副作用が怖いからそれは辞めにした。

 ここで私が考えたのが、セイタカアワダチ草である。この草は、プラスとマイナスの性質を持っておる為、マイナスの性質で炎症を抑える効果がある反面、プラスの性質もあるので人体には無害となる。と私は想像した。

 早速、セイタカアワダチ草をホワイトリカーに漬けて1年経過した、浸出液があったので、それを背中と腰に塗ってみた。自分の体であるから責任は自分が取れる。無謀な事かも知れないが、何でも初めての経験はリスクが伴うものだ。

 塗ってみると、思った通りヅキヅキした痒みが、半分くらい軽くなった。朝塗ってから、その日は夕方までズキズキした痒みは半減したままであった。そこで毎日、 朝になると、痒い所一面に塗ってみたのである。

 この浸出液だけでも、ヅキヅキした痒みはだんだん軽減していくのを感じた。しかし、この浸出液だけで、完全に治るようには思えなかった。抗原抗体反応を起こしている体自体を正常な体に戻すことが根本的な解決となる。

 そこで、次のことを実践したのである。
①     朝だけのプチ断食、朝は梅干しにワカメを入れて一杯飲む、リンゴを1個よく洗って皮ごと食べる。朝食はこれだけにした。昼食と夜の食事はいつも通り軽く腹いっぱいを食べた。間食、夜食は無し。

 ② 白パン、白ご飯、うどん、ピザ、パスタ、など精製したものはなるべく食べないようにした。玄米、100%そば、麦ごはん、オートミールなどの精製していないものを食べるように心がけた。

 ③ 甘い清涼飲料水、コーラ、牛乳コーヒー、などは絶対に飲まないようにした。
 ④ 肉を食べるよりは、魚や海藻類を食べるように切り替えた。特に野菜類はたくさん食べるように心がけた。
 ⑤ にがり、を取るようにした。マグネシウムなどのミネラル80種類と酵素が300種含まれている。ほとんどの人はマグネシウム不足になって、不眠の人が多い。
 ⑥ 運動は、ウオーキングを40分以上、毎日することにした。

上記の生活をする事によって、アトピー性皮膚炎になってから、今日で3か月半になっているが、アトピー性皮膚炎の方は、ズキズキした痒みが5分の1くらいに、少なくなっている。

アトピー性皮膚炎は、何かの治療で急激に治るというものではない。慢性病であるから、生活習慣の中でよいと思われることを、丹念に実行することによって、身体そのものを元気にすることが根本的な治療につながると思う。

私はまだ、完全には治っていないのだが、一日のうちで痒みを忘れている時の方が多くなっている。最終的にはどのような治り方をするのか? 私の体の変化を体験してみたいと思っている。

近頃では、セイタカアワダチ草の浸出液を、アトピー性皮膚炎の患者さんに使ってもらっている。経過をよく観察してから、使うようにしたいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?