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治せば患者は減る、治さないから患者は増える。医者は患者を治していない。

なぜ、病人は増えるのか?
 
 ペスト、コレラ、赤痢、などの最近の病気は医学の発展とともに激減してきました。ところが最近の慢性病に関しては、西洋医学も鍼灸、漢方、薬、手技療法、も根本的には完治させていません。
 
 病気は根本的な治療をすると、どんどん減っていくのが当たり前です。ところが現代では病気が減るどころか、どんどん増えて医者の数を増やしても、間に合わないほど病人が増えています。
 
 その原因は治療がすべて対症療法であり、根本的な治療をしていないというところに原因があります。根本を治さずに症状だけを取り除く治療ではなかなか完治せせることは出来ません。
 
 病気の原因はどこにあるのか?を正しく認識していないところに問題があります。いろいろな栄養を取ることによって、健康が得られると考えているようです。そこが間違いの根本原因です。
 
 栄養も取るだけでは健康になれません。取った栄養は全部使いきることが大切なのです。出してから入れる、入れたら出す。この繰り返しが順調に回転するところに健康の基本があります。
 
 便秘は体に悪いことは誰もがわかっています。ところが脂肪肝、内臓脂肪、皮下脂肪などによる脂肪過多も体に悪い影響を与えています。私はこの脂肪過多の体を、脂肪便秘と呼んでいます。3度の食事で取るばかりで出すことを知らない現代の病気です。
 
 慢性病の最も大きな原因と思っています。糖尿病、高血圧、高脂血症、脳疾患、心臓病,癌、などに発展する原因は脂肪便秘によるものと思われます。この脂肪過多を取り除くことこそ、慢性病を克服する根本治療といえるでしょう。
 
 そのためには何をすれば良いのでしょうか?脂肪便秘を解消するには、朝食抜きのプチ断食、早朝のウオーキング(30分以上)これが最も効率的に脂肪肝、内臓脂肪、皮下脂肪を除去する最善の方法だと思っています。
 
 カロリーの不足する朝に朝食を抜きその上、30分以上のウオーキングをすると、真っ先に肝脂肪から脂肪分がカロリーとして出ます。3か月継続すると脂肪便秘は解消します。

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