【ゲーム考察】「幻想水滸伝3」 ナッシュが唯一アドリブを入れない演劇とは…
psゲーム「幻想水滸伝3」と「幻想水滸外伝」の内容について記事を書きます。
ナッシュについて。
「幻想水滸伝3」のミニゲームの中に、『劇場』があります。
仲間を自由に配役して舞台を上演し、キャラクターごとの個性あふれる台詞を楽しむミニゲームです。
ナッシュは舞台でのアドリブが多いキャラなので、セリフに注目したんですが、そこで気づいたことを書き留めます。
ナッシュ、一切アドリブを入れない演目があります。一つだけ。
劇場の脚本は全部で6本。
その中で、ナッシュは「ロミオとジュリエット」だけアドリブを入れないんです。
一字一句変えず、台本通りに演じるんですよね。感情をいれないというか。
「ロミオとジュリエット」は身分の違いで結ばれない悲劇の恋愛物語。
………それって、ユーリとザジのこと、まだ心の中で燻っているのかなあと思いました。ナッシュは。
もちろん公式の意図はわかりませんが、私はそう感じましたね。
「ロミオとジュリエット」以外の脚本では必ずアドリブを入れるキャラなので。
幻想水滸伝ってこういう、その人物が「何をしないか」でキャラを立てるのが粋だなと感じます。
幻水1で、あんなに社交的に見えるビクトールに「協力攻撃がない」とか(2ではあるのがまたいいですよね)
目安箱も、投書内容だけを楽しむシステムというだけじゃなく、「全く投書をしない」というキャラの立て方をしたりとか。
キャラクターの「しないこと」に注目すると、考察が捗るのかもしれないですね。
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