神戸マラソン42.195km完走
昨日、快晴の神戸で開かれた神戸マラソン2023を無事完走することが出来た。
神戸人として、完走出来た達成感に浸る一方で、現在、下半身の痛みが続いており、歩く度に脚が痛む。
それでも、神戸マラソン2023のテーマ
「ありがとう」をこの街と。
を体現することはできたと思う。
社会人になってから毎年応募し続けた神戸マラソン、8年目にして、ついに当選をしたときの喜びは忘れられない。我々の故郷神戸。愛する神戸。その神戸を踏みして42.195km走り切れたことは誇りに思う。
人生初のフルマラソンは6時間21分という結果ではあったが、完走という結果が何よりも嬉しい。
昨日の記憶を記録に残したい。
0530起床
朝はバナナ、ヨーグルト、プリンを食べたと思う。仕事に行く日と変わらない朝食。
0830までに手荷物を預ける必要があったのだが、余裕を持ちたかったため、三宮のカフェで時間を潰す。
0815カフェを出て
手荷物を預けに行く。意外と時間はギリギリであった。荷物を預けて、一緒にエントリーをした小学校時代からの友と写真を撮る。スタート時点は別々であった。
神戸マラソンへの練習としては、この1ヶ月で2回一緒に皇居ランをそれぞれ四周(20km)したくらい。筋トレは変わらずしていたものの、ラントレをほとんどしていなかったことは練習不足であったと痛感。
私はMグループであり、公式では0915スタートだったのだが、実際には、混んでいたため、0930くらいから出走した。神戸市役所前は見たこともないような光景が広がっていた。
慣れ親しんだ街を走り抜けるというのは本当に素晴らしいことで、何よりも楽しかった。特に三宮市街地から兵庫の手前までは慣れ親しんだ道であり、ここを思いっきり駆け抜ける、その喜びを踏みしてた。
沿道には多くの声援を送ってくれる人が沢山いて、それがエールになった。正直20km以降は練習でも走ったことのない未知の領域であったため、不安の方が大きかったが、このペースなら行ける!そう思っていた。
神戸マラソンに臨むにあたり、購入したのはアシックスのGEL KAYANOの最新モデルである。
私は足の甲が広かったのでwide model
実際に原宿にあるアシックスストアに足を運び、計測した上で、目的や自分の足に一番合うということで、GEL KAYANOを購入した。
このシューズが無ければ、完走は無理だったと思う。
走り続けて、20km手前頃、ついに明石海峡大橋を潜り抜けて、西舞子スタバを折り返す。西舞子スタバは私にとってかけがえの無い場所である。
父と母と弟が沿道に駆けつけて、エールを送ってくれた。少しずつ重くなる脚が、軽くなった様な、そんな気がした。
25kmあたりから異変が起こった。それより前から、脚に少しずつ痛みを感じていたのだが、この辺りから、歩く様になってきた。太ももの外側がすごい張ったようなそんな感じであった。
もうここからは長かった。さっきまでは軽快に進んでいたステップも重くなり、1キロ毎にカウントされる現在Xキロも、遠く、長く感じた。
ここからは本当に自分との戦い。
やはり、ろくに練習もせずに42.195kmを走るのは無謀だったのだろうか、このまま収容バスに乗ったら楽だろうなとかいう雑念もあった。
各拠点にあるエイドには本当に救われた。
それ以上に救われたのは、沿道の応援してくれる人がフルーツやドリンクやエアサロンパスを提供してくれたり、他にも若い子達が必死に応援してくれて、ハイタッチしてくれる子がいたりと、故郷神戸の一体感を辛い時に、より一層感じ取れた。
25km以降はほとんど歩いていたのだが、タイムアウトになる可能性もあったので、本当に気合と根性で乗り切った。
完走した瞬間はよく覚えている。
両腕を突き上げて、感情を爆発させた
故郷神戸を駆け抜けた喜び
故郷神戸に育ってもらった感謝
故郷神戸で初フルマラソンを完走した感動
それら全てが突き上げた両腕には込み上げられていた。
準備不足といえば、間違いない。
体重を5キロ落として、身体をマラソン仕様にするべきだったし、ランニングを中心とした有酸素運動に積極的に取り組むべきであった。
そんな状態でも何とか完走をすることができた。
今日が最低ラインである。ここからは伸びしろしか無い。
次回は友人達とチームで申込む予定である。
もう一度、我々の故郷神戸に恩返しをしようじゃないか。
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