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2024/01/10の日経を読んで

東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは6月、過去最大のエリア拡張となる「ファンタジースプリングス」を開業する。併せて新チケットを投入する。従来エリアの利用に加え、新エリアの全アトラクションを必ず利用できる。価格は通常の最大2.9倍となる。記事を要約すると共に所感を述べたい。

  • 「アナと雪の女王」や「ピーター・パン」東京ディズニーシーのエリアを広げるファンタジースプリングスにはこれらのアトラクションを4つ設ける。

  • エリア内にホテルも開業する。2019年5月に着工し、総投資額は約3200億円とエリア拡張として最大

  • パーク部分だけで約10万平方メートルと東京ディズニーシーの約6分の1を占める。

  • 新エリアのアトラクションを楽しむには通常の1日券だとアトラクションごとに有料か無料で時間指定された優先入場券が別途必要となる。

  • 従来エリアの利用に加え新エリアの全アトラクションを好きな時間にほぼ並ばずに利用できる新チケットも販売する。

  • 価格は2万2900~2万5900円。通常の大人1日券(7900~1万900円)の最大2.9倍となり、新エリア内に開業するホテル宿泊者にしか売らないので、ホテル代も含めれば1人4万円以上かかると見られる。

  • 21年3月からのチケット代の変動価格制により、客単価は新型コロナウイルス禍前の19年3月期から約5割上昇した。

  • 客数はコロナ前水準まで戻っていないものの、24年3月期の売上高は過去最高の5946億円を見込む。

  • 人件費を含めたコストを制御するには、客数を増やしすぎずパーク運営を効率化する必要があり、オリエンタルランドは、中期経営計画で来園者の体験価値向上を重視し、25年3月期の来園者数を2800万人と19年3月期のピークより約15%抑えることを掲げる。

2019年秋、コロナ前に関学の友人後輩7人でDisneyに行った際のチケット代はまだ固定であり、7,500円であった。今となっては信じられない価格である。3,200億かけて作った新アトラクションの皺寄せが、チケット代に、より顕著に現れている。新エリアの優待チケットは通常のワンデーパス付きとはいえ、22,900-25,900円は異常である。しかも、このチケットは、新エリア内のホテル宿泊者にしか売らないというのだから、畜生商売。最低でも40,000円はかかる。私の様な一般人からしたら、もはや、ディズニーリゾートですら、手が出なくなって来た。
昇進、昇給、賃上げ、副業好循環。これがなければ、Disney旅行は夢のまた夢である。

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