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2022/11/02の日経を読んで

日本と安全保障協力を結んでいる国、どこかお分かりだろうか?答えは同盟国の米国。準同盟国の英国とオーストラリアである。計3カ国しかない。有事になり、武器等防護をしてくれる国に至っては米国とオーストラリアの2カ国のみである。そんな中、今日本が安全保障で接近しているのはドイツである。対中国という同じ敵に目を向けて準同盟国になろうと調整が進んでいる。そんな記事を見つけたので、要約すると共に所感を述べたい

  • 日独両政府はドイツミュンスターにて、外務防衛担当閣僚協議、いわゆる2プラス2を開く

  • 対中国を念頭にして同盟国に次ぐ安全保障上の協力関係である準同盟国を目指す

  • ウクライナ侵攻後、ドイツは国防費をGDP費1.5%から2.0%以上に引き上げる

  • 現状、両国は防衛装備品を輸出する協定までにしかとどまっていない

  • まずは部隊の相互往来を目指し、ドイツはフリゲート艦、戦闘機を日本に派遣している

  • シュタインマイヤー大統領はアジアの安保体制に本気で関与すると言及している

  • 中国の脅威が日独を結びつける。21年12月にショルツ首相はメルケル政権時の対中融和政策を転換した

  • 新型コロナへの対応や経済安保で中国に不信感を抱いたため

ドイツとも安保上の友好国となりたい

ドイツは第二次大戦時、日本にとっての同盟国であった。旧日本軍を擁護するつもりは無いが、日独の歴史は深い。枢軸国と呼ばれた時代もあったのは事実ではあるが、今や同じ中国そしてロシアという脅威に対抗する友好国である。ドイツと準同盟国になれば、特に中国にとっての抑止力になりうると思う。2プラス2を契機に準同盟国を目指して欲しい

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