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2023/08/30の日経を読んで

トレンドマイクロはサイバーセキュリティー人材について、社外の非IT職から抜てきして育てている。「専門知識」「実践」「活躍の場」の3つの壁を越える有給インターンで挑戦を促し、倍率は約100倍に上る。
日本の産業界全体で人材は足りず、事業に精通し、サイバー対策もできる〝二刀流〟の裾野や働き方を広げることが急務となる。
記事を要約すると共に所感を述べたい。

二刀流人材を目指す
  • トレンドマイクロが17年に始めた社会人インターンを年360万円の有給で始めた。異例なのは応募者の条件を「非IT職」に絞り、経験者の奪い合いから一線を画している。

  • 1つ目の壁は土台となる知識の習得だ。ハード機器やソフト、クラウド、ネットワークなど多岐にわたり、専門用語も多く、非IT職にとって独学は難しい。肝はアウトプットの徹底になる。

  • 研修のうち、チームごとの発表、その資料作成や練習、非IT職同士の質疑応答に割く

  • 2つ目はスキルの実践の場が乏しいこと。インターンでは知識の習得とともに、約5カ月かけて実機でサーバーやネットワークを構築し、防御などの演習を繰り返す。

  • 3つ目の壁は非IT職が活躍できる場を示せるかどうか。トレンドマイクロではいきなり攻撃の監視、解析、製品開発ではなく、前職の事業や業務プロセスへの知見が生きる製品提案などのポストを用意する。

  • 22~23年の直近3回の応募者は計1800人を超え、計14人を選抜。倍率100倍超の「狭き門」でも転身へのニーズは強い。

サイバーセキュリティ人材の需要、そして獲得競争が進むのは間違いないだろう。トレンドマイクロのインターンは非IT人材から取るというのは面白い。今後必要とされる人物像はサイバーセキュリティ➕αということを予見している様に思える。翔平ではないが、ビジネスでも二刀流が重宝されるし、MVPも取れる。サイバーセキュリティのスキルは私も高めたいと思っているが、それは日経を読む人達もみな一緒だと思う。リスキリングとして高めていきたい。

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