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2024/07/02の日経新聞を読んで

東京国税局が1日発表した東京都内の2024年の路線価(1月1日時点)は、標準宅地の平均で前年比5.3%上昇した。3年連続のプラスで、上昇率も前年から2.1ポイント拡大した。新型コロナウイルスの影響が和らぎ、インバウンドの流入が活発化した浅草や再開発が盛んな地域の上昇が目立った。記事を要約すると共に所感を述べたい。

  • 都内の税務署管内ごとの最高路線価は、比較可能な46地点のうち45地点で上昇し、1地点が横ばいだった。

  • 上昇率でみると、前年はゼロだった「10%以上」が8地点、同15地点だった「5%以上10%未満」が27地点に上り、多くの地域で上昇傾向が勢いづいた。

  • 「下落」は前年に続きゼロだった。

  • 最高地点の上昇率は浅草の雷門通りが前年比16.7%と最も高かった。周辺は観光地の浅草寺や飲食店が立地し、コロナ禍前は30%を超える伸び率だった。

  • 上昇率の2位は前年1位だった北千住駅西口駅前広場通りで15.1%、3位は中野駅北口駅前広場前で13.2%だった。

  • 都内で最も路線価が高かったのは中央区銀座5丁目の銀座中央通りの鳩居堂前。39年連続で全国トップで、1平方メートルあたり4424万円と前年4272万円を3.6%上回った。

  • 都内2位は渋谷駅側通り、3位は新宿通りで、渋谷の最高路線価が新宿を上回ったのは初めて。

  • 都内2位は渋谷駅側通り、3位は新宿通りで、渋谷の最高路線価が新宿を上回ったのは初めて。

  • 人口流入が続く東京はマンション価格やオフィス賃料など不動産価格の高騰が指摘されており、堅調な需要が一段の上昇圧力となる可能性もある。

【所感】
やはり東京の不動産は底堅く堅調であることを数字が示している。インバウンドの影響もかなり大きい。浅草の雷門通りは上昇率が16.7%とトップであり、凄まじい。まだまだ伸びるだろうし、逆に言うと伸びない理由はない。今日買える不動産が、来年だと去年の値段では買えなくなる現象は各地で見られる。住宅も同じ。買い時はいつか?と言うとまさに今この瞬間である。不動産とはやはり不動の資産である。

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