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2023/04/19の日経を読んで

新築マンションの価格上昇が止まらない。不動産経済研究所が18日に発表した3月単月の新築マンションの価格は23区で前年月比2.7倍の2億1,750万円、首都圏で2.2倍の1億4,360万円と急上昇した。記事を要約するとともに所感を述べたい

  • 23区を押し上げた原因が三田ガーデンヒルズである。最低価格が2億3,000万円台から。

  • 三田ガーデンヒルズの影響を除いても都心部のマンションの価格上昇は続いており、販売も好調である

  • 医者、経営者、上場企業に勤める夫婦世帯など年収2,000万以上の人達がメインの購入層である

  • マンション価格の高騰の原因は用地取得コスト、建築価格、仕入れの難しさによる供給不足である

  • マンション価格が高騰しても富裕層の需要があることもあり、デベロッパー各社は値下げして売り急ぐ必要はない

  • 23年度もマンション価格は1割ほど上がると予測する

  • 郊外では割安な戸建てに客層が流れてしまい、売れ残りが生じる懸念が出てきている

富裕層の需要は堅調である

ついに23区の新築マンション平均価格が、2億3,000万となった。原因が超高級分譲マンション三田ガーデンヒルズの影響を受けているとはいえ、平均でこの価格なのだから、もう富裕層でないと完全に手が届かない代物となった。晴海フラッグの中央区で7,000万とかが信じられない。しかもまだ1割は価格が上昇するというのだから、割安になるのは当分先だろう。それでも23区はやはり魅力的である。私は新築戸建派だが、23区内に建てたい。

三田ガーデンヒルズは三菱地所と三井不動産である

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