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消費税が増え、代わりに他の税金が減る

 コロナの直前、消費税がアップしました。消費税がアップした分は何に使われたのでしょう。
 財務省や政府は「社会保障費に使っている」と説明し、自民党の政治家も概ねこの趣旨に沿った説明をしています。

 しかし、「お金には色が付いていない」と言われるように、何に使われたのかはどのようにも説明できます。政治家は有権者が求める答えを説明しますが、その説明は正しくもあり、正しくもないと言えます。
 どのようにでも説明できる話を聞いても意味はありません。誰かの説明は無視して、実際の数字を見てみましょう。

 小泉進次郎議員の地元である横須賀民主商工会はこのような数字から、「消費税の増えた分は大企業の法人3税の減税にほぼ匹敵する」と言っています。この数値を見れば、経団連がなぜ消費増税を主張し、商工会はなぜ大反対と主張するかに共感できます。 

 増えた税金と減った税金を比較するというのは、最も分かり易く、納得できる説明になるかと思います。

横浜市戸塚区民センター勉強会資料

 繰り返します。お金に色はついておらず、税金が何に使われたかの説明には意味がありません。ただ数値を見て、自分で考えるしかありません。


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