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ビジネスリーダーの自己肯定感の高めかた

自己肯定感は、自分自身のありのままを受け入れて肯定する感覚です。
自分が自分であるという確かな自分
どんな状況でもゆるがない自分
良い面も悪い面も含めて、これが自分なんだなと受け入れることです。


自信がつけば自己肯定感はあがりますか?

自信がつけば、自己肯定感が上がりそうな気がします。ですが、自信と自己肯定感はちがうものなのです。

仕事の成果では、自己肯定感は上がりません。
仕事の成果は、自信はつくけど一時的なものにすぎないからです。自信は、上がったり下がったり失ったりしますが、自己肯定感は、積み上げていくものなのでなくなったり落ちたりすることがありません。

例えば、自分は、売り上げナンバーワンだから素晴らしいという場合、
売り上げがナンバーワンにならなかったら、自信は下がります。
ナンバーワンでないと不安になるし、もしなったとしても、次もまた次もまたその次もナンバーワンが必要になります。

上がったり下がったりゆらいでしまう自信ではなくて、ゆらぐことがない自己肯定感はどのようにすれば高めることができるのでしょうか。


自己肯定感を上げるためのこたえは、自己受容です。

自己受容とは、自分のなかでわいてきた感情にたいして、良い悪いの判断をすることなく、あるがままの感情を感じて、そのままの受容することです。

例えば、がっかりしたときは、「がっかりだな〜」と、良いも悪いもなく、そのまま受け入れます。
「がっかりしたなんて弱音をはいてはいけない、悪いことだ」などと抑圧してしまったら「がっかり」の感情は受容できていません。

さびしいなと感じたときには、「さびしいな」とそのまま受け入れます。
「さびしいと思うなんてはずかしい」などと抑圧した場合は、受容できていません。

まずは、自分の気持ちに気がつくことが大切です。抑圧することが常態化している感情は、気がつきにくくなっているかもしれません。

特にビジネスリーダーは、弱い自分、かっこ悪い自分、のような感情を出さないようにしている場合が多いので、特にそのような感情には気がつきにくいかもしれません。

虚しいさん、そこにいましたか。
悲しいさんも、そんなところにいましたか。
情けないさん、あーそんな遠いところにいたんですね。

そんな感じで、見つけたらしっかり受容してあげてください。
自己受容ができるようになると、自己肯定感が上がって、どんな状況でもゆるがない自分になっていきます。まずは自分の感情に気づくところから、はじめてみてください。

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