主導型リーダー vs 参加型リーダー、信頼関係が深まりやすいのはどっち?
問題が発生したとき、リーダーとして常に解決策を提示し、再発防止策を考えることに迫られることがあります。
「次の会議で、問題の報告と、解決策を提示しなければ・・・」
というシナリオは珍しくありません。
特に、責任感が強い主導型のリーダーは、常に答えを持ち、チームの前に立つことがデフォルトとなっています。
しかし、リーダーであっても、いつも正確な答えを出せるわけではなく、解決策がすぐに浮かぶとは限りませんよね~
リーダーも、悩み、考え抜き、本を読んだり、他人の意見を参考にして、やっと答えを見つけ出すことがほとんどです。いい考えが浮かばなくて、なんとかしなければというプレッシャーは大きいものです。
時には、参加型のリーダーになってみよう
リーダーだって、わからないことや知らないことはあって当然です。
そんなとき、一時的に、
主導型のリーダーから、参加型のリーダーに、切り替えてみませんか。
無理に答えを見つけようとせず、「簡単には答えが見つからなかった」
ということを、チームメンバーに共有してみてください。
参加型のリーダーでは、平等性の感覚がうまれ階層的な壁が低くなり、オープンなコミュニケーションがうまれて、相互の信頼が築かれやすくなります。
わからないことをわからない、知らないことを知らない、ということは、相手に弱みを見せることですが、自分の弱みを見せることは、相手に対する信頼の表れでもあります。
リーダーがメンバーを信頼していることがわかると、メンバーとの信頼関係は深まっていきます。
また、自分が知らないことを認め、限界を開示することで、誰もが、わからないことをわからないと言ってよい雰囲気になり、安心できる職場と感じることもポイントです。
まとめ;
今まで、主導型リーダとして、常に答えを持ち、チームの前に立つことが当たり前だと思っていたなら、
ぜひ一度、参加型のリーダーに切り替えて、
「簡単には答えが見つからなかった」と、メンバーに共有してみてください。
きっと、あなたにもメンバーにも、信頼感がじわっと広がっていきます。
(試す場合は、少人数の小さな範囲から試してみるのがおすすめです!)
うまくいったら、報告してください。うまくいかなくても、コメント大歓迎です。
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