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つい相手の顔色をうかがってしまうことって、ありますか?

わたしはもちろんあります。今はだいぶ軽くなってきましたけど、以前は人の顔色をうかがってしまうことが癖になっていました。

わたしたちは、なぜ人の顔色をうかがいたくなるのでしょう。

① 相手の機嫌を損ねたくない
② 相手の怒りを恐れている
③ 相手の評価や承認を欲している

ということが考えられます。

わたしの場合は、①と②でした。
相手が機嫌を損ねたり、怒ったりすることで、自分が被害にあうことを怖れていたんです。機嫌を損ねないように、怒られないように、相手のムードを確認していたんですね。
この時は、人に対してビクビクするのはとてもストレスでした。

そこで今回は、人の顔色をうかがわなくてもすむように、考えて実践してきたことをご紹介してみたいと思います。


わたしのせいではない

相手が機嫌が悪くなるのも、感情的に怒るのも、
相手自身の問題であり、自分には関係ないことだと自覚しましょう。

相手が、不機嫌になったり、感情的に怒ったりするのは、自分の感情をうまく扱えていないからです。相手は相手自信にいらだっているのであって、自分には関係ないことを自覚しましょう。

相手がどう感じるかを、わたしたちはコントロールすることができません。
したがって、相手の感情に対して、わたしたちが責任を取る必要もないんですね。

いや、でもやっぱり、自分のせいで相手は怒ったのだから、責任があるんじゃないか、と思ってしまいがちですが、

相手によって、怒るか怒らないか、その中間あたりの反応か、態度はさまざまです。ですから、怒られないにこしたことはないけれど、怒られる場合もある、程度に考えておきましょう。

怒らせてはいけないという罪悪感から、相手の感情の責任をとる必要はありません。

相手と自分との気持ちの間に、きちんと境界線を引いておきましょう。
境界線をこえて、相手の気持ちを侵入させないようにしましょう。


距離をとる、避ける、逃げる

まず、機嫌が悪い人や感情的に怒る人は苦手だ、と自覚しましょう。

そして、その人たちから、なるべく、
距離をとる、避ける、逃げる、ことを意識してみてください。

機嫌がいい時は大丈夫だからとか、怒ってない時は普通だからとか、
無理に我慢しようとか、向き合おうとか、思わずに、

ビクビクする可能性があるなら、とりあえずいったん、距離をとりましょう。
こうやって、自分をしっかり守ることがとても大事です。

そして、しっかりと他者と自分との間に境界線が引けるようになって、
相手が不機嫌でも怒っても、自分には関係ないと思えるようになったら、徐々に戻していきましょう。

物理的に距離を取ることが難しい場合や、近い関係性の場合は、

相手のペースに合わせない、すぐに返事をしない、あまり話にのらない、
などを心がけて、
絶対にその人の「お気に入り」にはならないようにしましょう。
そして、より意識して境界線を引くようにしてみてください。


まとめ:

人の顔色をうかがってビクビクするのはストレスですね。
今回のポイントは、境界線でした。
人と自分の間にしっかりと境界線を引いて、
お互い、相手の感情に振り回されないように、相手の顔色にも振り回されないようにしたいですね。


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