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【詩】学生生活と私

2020年。大学に入学した。

波乱の幕開けー新たなウイルスの到来により火ぶたが切られた。

画面越しに会う人たち

まだ大学生になった実感がなかった。

鳴り響く冷蔵庫の音ー空虚な時間ー心の天気は雨の毎日だった。

憂鬱な情報を運んでくるテレビーSNS-光の見えない洞窟にいるようでー尾びれを失った魚のようで暗く、濁った一年だった。


2021年一部対面が始まった。

その時、一筋の光が差したようだった。皆と会える!ああ!うれしい!

そして上京した。雨雲がなくなり、晴天かの如く心は晴れやかとしていた。

部活にも入り人との交流も増え、オンライン越しであっていた友とも生で見ることができ燦燦とした太陽が降り注いだような一年だった。

また、鳥のようにあちこちまわり、新たな発見をえた。飛躍した年だった。


2022年ほぼ対面になった。

ちらほら聞く就活の話。かき立ててくる焦燥感。私は何がしたいのだろうか。

ホテルーエンジニアー営業ー沢山ある。

けれど、仕事をしているという想像がつかない。

一気に暗雲が立ち込めた

そして、大学から出会った友と親友の関係に上り詰めた。

そしてまた太陽がさした。

晴れたり、暗雲が立ち込めたりした一年だった。


2023年卒業の年。学生生活最後の年。

就活に打ちのめされた。就活という名の強風ー暴風雨に沢山打たれた。

何度就活の話や選考の度ー心の海が荒れ狂ったー

いつか虹が出てくることを信じていた。

けど、虹が出ることはなかった。

そんなある日見たyoutubeのおすすめーとある曲が出ていた

let it be 英語に訳すとなるようにしかならない

音楽を聴いた瞬間人生なるようにしかならないということー完璧な人生を歩んでいる人はいないということを知った。

このように打ちのめされても他者に寄り添う精神という大きな羽をもつことが出来た。

その羽で世界へ飛び立っていきたい。




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