まだ、難しいです。

私は「男と女の友情は成り立たない」派の人間だ。
でも、世の中には「成立する」派の人間もいる。

職場の同僚(女、独身 37歳)は他部署の男(離婚歴あり 39歳)とあるプロジェクトを進行している。プロジェクトをきっかけに仲良くなりプライベートでも他部署の男と買い物に出かけ、食事もするし、他部署の人の家へ行き犬の世話をするという。はたから見れば恋人同士にしか見えない。だが、同僚曰く「誘われるから仕方なく」「断り切れない」「恋愛感情はない」「付き合うなんて考えられない」とのこと。職場でも自虐ネタにしている。

私だったら、それだけ仲良くなったら結婚も視野に入れたおつきあいを望んでしまいそうだ。もし、本当に嫌ならプライベートで会うなんてしない。このはっきりした性格が恋や結婚を遠ざけているのだろうけど、でもあいまいな関係はもう嫌だと喚き始めると思う。まだ、あきらめきれていない結婚という憧れが私を醜くする。

同僚は一生独身宣言をしているから、達観した男と女の関係を作り上げられているのかもしれない。
あぁ、同僚がうらやましい。
ジェンダーレスな友好関係、まだ当分は難しいそうだ。

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