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☆マーケットチェック(2/28~3/5)

気付けば2月も終わり、あっという間に3月ですね!
最近また寒波が襲って来ていますが皆さん、、元気ですかっっ❕❕

ということで今週のマーケットをチェックしてみましょう!


【長期国債利回り】

米国債10年物国債


(Trading Viewより)

3/1に前日比約0.08ポイント下げで4.18%で終値を付けたが、週明け3/4に4.21%まで反発しました。
今週予定されているFRB議長の議会証言など重要イベントを控えて、ポジション調整目的の売りが出たという見方があります。(トレーダーズ・ウェブより)

日本国債10年物国債


Trading Viewより

27日に発表されたCPIを受け、日銀の政策金利の変更の期待が高まっています。
それにより、銀行株が高値を相次いで更新したり、日本のマーケットにも期待が高まっていますが、日本の長期国債の利回りは先週からほぼ変わらないという意外な結果でした…!

日銀の緩和修正が現実化した暁には、大きな変動が起こることが予想されます。
現在日本のマーケットが盛り上がっていること、日銀の政策金利の動向、この2つの要素が日本の債権市場にどう影響してくるのか注視する必要がありますね!

【米国株価指数】

ダウ工業株30種平均


(Trading Viewより)

この一週間のトレンドはほぼ横ばいでしたが、火曜日に前年比約400ドルもの大幅下落をして市場に終値を付けました。
本日のパウエル議長の議会証言を前にIT・ハイテク株中心に利益確定売りが強まったのではと示唆されています。

S&P500種株価指数


(Trading Viewより)

ついに5000ポイントを突破しましたね!
過去18週のうち16週上昇しているS&P500。
AIに関するニュースに注目が絶えない日々ですが、特にAI関連株のNVIDIAとSMCIは月曜日に最高値を更新しました。

NASDAQ100種総合指数


(Trading Viewより)

NASDAQは好調に続伸しています!😄
やはり世界的にIT株が注目されてることが株価上昇を成していますね。
一方、これをITバブルだという声もあり、不安感もありそうです。
現在成長している銘柄のテクニカル分析を精緻することが大事になりますね🧐

【日本株価指数】

日経平均株価


Trading Viewより
Trading Viewより

先週に引き続き、高値が続いています!!この高値はバブル期の最高値も更新しているということで、メディアでも連日話題になっていますね!

この日経平均株価の急伸は世界的に半導体関連株が注目されていることが大きな要因であると、様々なメディアより分析されています。
ただこれを支えているのは、円安が輸出の追い風になってきたこと、大企業のみならず中小企業にまでマネーが流入していることなど、様々な要因が絡んでいることがポイントです!

TOPIX


(Trading Viewより)

ついに日経平均が高値を更新し4万円台に乗りましたが、その影響を受け、TOPIXを高値を更新し続けています!

【為替】

米ドル/円


(Trading Viewより)

今週も150円台をキープし続けていました。2/13に11/16以来久しぶりに150円台まで戻ってきてから円安で高止まりしています。
今後さらに円安が進むのか、それとも円高に振れていくのか気になるところですね!

【コモディティ】

(Trading Viewより)

今回は安全資産とされる金の先物価格を見ていきましょう!
なんと、2ヶ月ぶりの史上高値です😮

金の供給コスト高によるものであるという見方もありますが、FRBが政策金利を下げるという期待があるための上昇圧力だ、という以下の分析が的を得ているような気がします。


【その他】

VIX


(Trading Viewより)

今週のトレンドは下落傾向にあり、一時14ポイントまで上昇を見せましたが、終値が13ポイント台にとどまっていて、恐怖感が低下していたのではないかと読み取れる一週間でした。

Fear and Greed Index


(CNNより)

今週も引き続きExtreme Greedのままでした。
インフレの加速が止まらないため市場も強気になっているのがよく分かりますね。

Fed Watch


CME Groupより

アメリカマーケットは政策金利を維持するという見通しが強いようです。
一方日本ではマイナス金利解除が実現しそうなものの、解除しても低金利が維持される可能性が高そうです…。

今後も日米金利差は開いた状態になりそうですね…。

ヒートマップ(1week)


(Trading Viewより)

テック系や耐久消費財のTESLAが売られたため、マイナスなのが目立ちますね。
反対に金融系や公益事業、エネルギー鉱物はプラスとなっています。

注目決算


吉野家HD今期経常を上方修正、配当も2円増額

アメリカのメディア・コングロマット、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが赤字縮小

アメリカの大手ディスカウントストア ターゲットが決算を受け大幅高。


主体別売買行動


TRADER’S WEBより

日経の伸びが顕著になるに伴って、海外投資家からの投資が鈍化し、代わりに国内からの投資、特に国内法人からの投資が伸びています。これより、今の日経平均株価の伸びが国内の投資によるものだということがわかります。

海外から投資対象として注目されていた日本株は、しばらくは国内からのマネーが下支えとなって成長し続けることが見込まれます。この国内のマネーの循環は、日本経済が全体的に盛り上がっていくことが期待できますね!

【マクロ経済】


重要経済指標


マネックス証券より
マネックス証券より

日本の重要経済指標では、27日にCPIが発表されました。結果は予想を0.2ポイント上回る結果でした。
これは物価上昇が予想より大きかったといえますが、直近の過去のCPI変化率と比較すると、物価上昇も落ち着きを取り戻し始めたとも言えます。


マネックス証券より

物価の安定が国内の消費につながり、活気付きはじめた国内経済をさらに盛り上げてくれるといいですね!☺️

一方アメリカ経済では、新築住宅販売件数が予想を下回り、新規失業保険申請件数が予想を上回る結果となりました。アメリカ国内の消費の縮小や雇用情勢の悪化が見られますね。また、実質GDPとISM製造業景気指数も予想より下回った結果も発表されました。

現在、高値を更新し続ける米国経済指数を考えると、アメリカ経済の活気は実態が伴っているのか?という疑問が浮かびます。
アメリカ経済については、今後の動向を注意深く見ていかないといけないかもしれません…😢


マクロ経済ニュース


https://www.jiji.com/jc/article?k=2024030500749&g=eco

まとめ


新NISAが始まってから約2か月。インフレと止まらない円安はいつまで続くのか、、今後もマーケットから目が離せないですね!!


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