見出し画像

マーケットチェック+祝日経平均最高値(2/14~2/22)

2月も下旬に入り、気温は暖かくなり、春の訪れを感じますね😊
本当に月日が経つのは早いです!

多くの決算や経済指数が発表された1週間だったと思います。
それでは、今週のマーケットチェックを行っていきましょう!!


米国債10年物利回り


(Traiding Viewより)

2/13に米国消費者物価指数(CPI)が発表され、先月比、前年同月比ともに市場予想を上回ったため、利下げ観測が少し後退し、米国債10年物利回りは上昇しました。

一方で、2/15に発表された米1月小売売上高は市場予想を下回ったため、利下げ観測が再熱し、下落する日も見られました。

発表されたいくつかの経済指標を受け、利下げを開始する時期が、5/1のFOMCから6月になるのではないかとの見方が強まっておりますが、2024年内に利下げが開始される可能性は高そうですね!!

日本国債10年物利回り


(Traiding Viewより)

アメリカの長期金利の上昇を受けて、2/13に0.75%を超える上昇が見られましたが、現在は0.75%弱を横ばいしている状態となっています。

2/16に植田総裁は、春闘や景気の動向を確認したうえで。マイナス金利政策などの金融政策の正常化を行っていくとの考えを示しました。

今後の動向に注目ですね!

ダウ工業株30種平均株価指数


(Traiding Viewより)

消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)の結果が市場予想を上回ったことを受け、早期利下げ観測の後退が見られ、下落しました。

一方で、企業の好決算に加え、押し目買いの意欲が依然として強い部分があり、下落が落ち着くと、反発し38500ポイント辺りの元の水準に戻しました。

S&P500種株価指数


(Traiding Viewより)

ダウと同じく、CPIやPPIの結果を受け、下落が一時見られましたが、年内の利下げ期待やAIブームの影響、決算の結果を受け、5000を超える上昇が見られました!!

2/21には1/30.31に行われたFOMCの議事録が発表されるため、この発表次第では更なる上昇も見られるかもしれません!

また、ゴールドマンサックスはS&P500の目標を5200に上方修正しており、S&Pに期待できますね!!

NASDAQ100総合指数


(Traiding Viewより)

ナスダックも史上最高値を更新しました!!
ハイテク関連銘柄の決算の影響を受けているのではないかと考えられます。しかしながら、その他と同じく、CPIとPPIの結果を受け下落しました。

先日、NVIDIAの決算が発表されました。市場予想を大きく上回る結果を受け、半導体銘柄の株価の上昇が見られました。このまま、AIの需要が続いてくのであれば、18000を越えていけるのでは!!!

それでは次に、日本株を見ていきましょう!

日経平均株価


(Traiding Viewより)

日経平均株価は2/22、史上最高高値更新の動きを見せました!!!!!

米国大手半導体関連銘柄であるNVIDIAの決算を受け、日本でも半導体関連株の買いが優勢となったからではないかとされています。

また、日経平均株価の大きな上昇を受け、各証券会社が日経平均株価予想を上昇しています。大和証券は4万3000円まで上昇へと修正しました。
今後の上昇に大きく期待できますね!!!

1月の金融政策会合会議以降、植田総裁は金融政策の変更をするのではないかとも感じ取れる発言がみられているため、今後の動向に注目です。

TOPIX


(Traiding Viewより)

TOPIXも日経平均株価と同じく大きく上昇しており、2600を越えていきました!!
やはり、NVIDIAの決算の結果をうけ、半導体関連株の株価が上昇したことによるのでしょうか、、、

TOPIXも堅調に上昇し続けており、2700越えも見えてくるのではないでしょうか。

米ドル/円

(Traiding Viewより)

現在は円安傾向になっており、150円を超えていく動きを見せています。

発表されたいくつかの経済指標を受け、アメリカではインフレへの警戒が少し強まり、早期利下げ開始観測の後退をうけ、長期金利が上昇したためではないかと考えられます。

米国が年内に利下げを行う可能性は依然として高いとみられているため、利下げが開始されれば、ドル円は下落していくと思われます。

WTI原油先物


(Traiding Viewより)

中東の地政学的緊張、中国の需要回復を受け、原油価格は上昇傾向でしたが、FRBの早期利下げ可能性の後退、原油在庫の予想以上の増加により下落も見られ、価格の横ばいが続いています。

中東、中国の状況次第で価格が変化していくのかどうか、、、先行きが不透明ですね、、、

VIX


(Traiding Viewより)

CPI、PPIなどの経済指標を受け、インフレが少し見られたため、FRBの早期利下げ観測が後退し、一時は18ポイントに迫る勢いで上昇しました。後に、15ポイントまで下落しましたが、大きな動きが見られたため、少し怖い所がありますね、、、、、、、

Fear and Greed Index


(CNNウェブサイトより)
(CNNウェブサイトより)

Fear and Greed Indexを見ていきましょう!

71とGREEDであり、市場は強気であることがわかります。
1か月以上70~75のGREED辺りを動いています。
市場の流れを大きく変える情報が現れていないからだと思います。

日々、ニュースを確認し、市場が今後強気になるのか、弱気になるのかを読み取っていくことが大事ですね!!!!

Fed Watch


(CNNウェブサイトより)
(CNNウェブサイトより)

現在、3月では利下げをしないとの予想が91.5%となっており、政策金利は現状維持となると予想されています。
また、5月に利下げを行わないとの予想が63.3%と2週間前と比べて2倍となっており、利下げを行うのは6月以降になるとの見方が多数になってきていることが分かります。

やはり、インフレの動向が少し見られたからかも知れませんね、、、、、

ヒートマップ(1week)

(Finvizより)

ヒートマップを見ていきたいと思います。
マイクロソフト、アップルなど、ハイテク関連株が大きく下落していますね。
相場が上昇傾向にあった中で、少しインフレが観測され、利下げ開始時期が遅くなることが予想されたことが起因ではないかと考えられます。
一方で、銀行、ヘルスケア、エネルギー関連銘柄が上昇していますね。

今週、来週と米国企業の決算が控えているため、決算動向に注目ですね!!!

注目決算


日米の注目決算を見ていきましょう!!

今週は多くの決算が発表されました!!!

楽天はグループは連結最終損益が3394億の赤字となり、赤字額は縮小したものの、5期連続赤字となりました。

コカ・コーラは、売上高が約108億ドルと、市場予想を上回る結果となりました。
値上げがされた中で、売上が増加しており、コカ・コーラの商品力の強さを実感します。

ウォルマートは売上高、1株当たりの利益ともに市場予想を上回りました。

ホーム・デポも売上高、1株当たりの利益ともに市場予想を上回りました。
一方で、売上高は5四半期連続で減少しており、住宅関連の需要が低迷していることが分かります。

NVIDIAは売上高が221億ドルと市場予想を大きく上回りました。
最終利益が去年の同時期の8倍を超える増収を見せました!!

重要経済指標


(マネックス証券 経済指標カレンダーより)
(マネックス証券 経済指標カレンダーより)

重要経済指標を見ていきましょう!!

まず初めに注目すべきは、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)です。
CPIは前年比3.1%と予想の2.9%より上回り、先月比も0.3%と予想の0.2%を上回りました。
PPIも同じく、前年比0.9%、先月比0.3%と共に予想を上回りました。

小売売上高は-0.8%と予想より下回る結果でした。

原油在庫が約1201万バレルと前回と比較し2倍近く増加していることが分かりますね、、、

新規失業保険申請数は前回よりも減少していることが分かります。

インフレが再熱していくにつれて、政策金利の利下げが開始される時期は遅くなると考えられるため、インフレを表す指標の結果が出ないことを願います!!!!

主体別売買動向


(TRADER'S WEBより)

青い線が国外の投資家、赤い線が国内の投資家、緑の線が国内の法人を表しています。

海外投資家、国内の個人投資家の割合が増加している一方、国内の法人による割合が大きく減少していることが分かります。
海外投資家、国内の個人投資家による買いが強まっていることに支えれて、現在の日経平均株価の大きな上昇が起きていることが分かります。

※この記録は最新の記録を反映していない点に注意です。

マクロ経済ニュース


KDDIがローソンに対して公開買付の実施を行い、株式の半数を保有することになり、KDDI、三菱商事と資本業務提携を行うことを発表しました。

内閣府が発表した国内総生産速報値によると、実質GDPが2四半期連続でマイナスとなりました。
個人消費や設備投資などの内需が低迷したからではないかとされています。
GDPデフレーターは前年同期比3.8%上昇したものの、前回より上昇幅は縮小しました。

まとめ


日経平均株価は史上最高値に迫ったり、アメリカの株式指数も最高値付近を移動しているなど、日本、アメリカともに相場が強いのではないかと思います。
この勢いが続いて欲しいですね!!!!!

今週以降もいくつかのハイテク関連株の決算があります。直近では、ハイテク関連株の勢いの強さを受けて、相場が強くなっている点もみられるため、決算の結果、動向に注目です!!!!!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?