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疾風のようにザブングル

芸人のことじゃないので、あしからず。

ロボットアニメで主役機を途中で交代する前例は、この作品

ガンダムの富野監督モノといえば暗い作品と思われがちだが、
ひたすらノー天気なキャラと、SFと西部劇をミックスしたような世界。
SF考証もテキトー。なにせウォーカーマシンの操縦は自動車同然のハンドルなのだ。

ハンドルで、どうやって手足使うのかって?細かいことは気にするな。

鳥山明もDr.スランプで盛り上げていた。つまりその頃の作品だ。
当然、地上波夕方のアニメでも大らかな時代。表現が適切かどうか、いちいち気にしない。


たぶん、初めてこの作品を観た人は、案外とワクワクするんじゃないかな。設定というか舞台が、80年代初頭よりも現代の方が受け入れられそう。異世界に転生するよりも、惑星ゾラと呼ばれる地球で気ままに生きて野垂れ死にする方が爽快な気がするよ。

この作品の8歳の少女・チルの声優はTARAKOさんだったんだよね。

きっと再放送されないだろうけど、主題歌も熱いし、いつかどこかで、また観たい傑作のひとつだなぁ。