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すっかり秋めいて、夏の間に“妖”を忘れていたことに気付く

#今こんな気分

もともと、どこか異界に敏感だった夢酔は、取材のたびに色々と面倒なことが、嫌で嫌で。
気がついたら怪なる側からの接触を求められなくなったのだが、それはそれで有難い。しかし、本当にヤバイときはセンサー感知ではないが
「ここはスルー」
という具合に、無意識に避けるようになっていた。

人知れずこの世とあの世の辻々に立っていても、気がつかない人は幸せである。気付いて、避けるより、合理的だ。

この夏、忙しすぎて、逢魔が時を楽しまずにいたことを、少しだけ後悔している。


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