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片翼の小さな飛行機

元政治家が余韻をぶち壊した感たっぷりの、TOKYO2020。
でも、パリを控えてナン感動を得られるのは健常アスリート(も当然だけど)じゃなくて、パラアスリート。東京五輪という御当地開催だから、これまでTV中継すらしてくれなかったパラリンピックにも注目が寄せられた。
忘れてないよね?
パリパラリンピックもちゃんと放送くらいしてくれよな、TV局さん。

この娘、憶えているよね、ね!

和合由依さん

「片翼の小さな飛行機」は、空を飛ぶことを諦めていたが、自由に飛び回る様々な飛行機を見て自らも飛ぼうと決意するストーリー。
布袋のギターばかり関心が行ってなかったか?デコトラより、こっちだぞ。

この「片翼の小さな飛行機」は、障がい者だけではなく、健常者にも深く伝えるモノがある。

「わたしは、諦めずに挑戦したい!」

物書き目線なら、誰でも訪れる「最初のきっかけと、踏み出す一歩」でいい。その決意の瞬間、誰もがこの片翼の小さな飛行機と同じ、不安と、試行錯誤と、挫折の繰りかえし。
夢とは、みるものではなく叶えるもの。
云うは易し行なうは難し、これが現実。現実という暴風の前に、夢を目指す誰もが苦労してきた。押し戻され、笑われ、ときには嘲りも受ける。職場から不当な物云いをされて折れそうになる人もいただろう。
その風に乗るまで、時間ばかりが過ぎ去っていく焦燥。
挙句、レースのような心境のなか、他人の成果に嫉妬し、己の非力を嘆き、もうやめようと思いながらも、それでも折れぬ筆。
そう、誰もが「片翼の小さな飛行機」であり、そうであったし、忘れていただけで振り返れば小さい何かが思い当たること。

ひとりごとを呟く。
最初の受賞から24年、一応の隅っこに「ああ、いたの?」程度な成果で低空飛行をしている夢酔ではありますが、まだ、上空に昇りたいという夢だけは忘れていないし、忘れたらおしまいだと思っている。
パソコンのない時代から始めたこと。
最新ツールも使いこなせない骨董品。
それでも、年齢を云い訳にしない情熱だけで、ここまできた。

この小さな翼が、まだまだ心を支えてくれる。

あの感動は、まだ忘れていないよ。

2024年パリオリンピック・パリパラリンピック

どうかアスリートたちだけでなく、総ての人に感動を。
勇気を。
そして、政治家やその後ろで蠢く元政治家さん。ずるい利権にまみれた日本の無様を、これ以上繰り返しませんように。

和合由依さん。

現在、NHKドラマで頑張っています。

またひとつ、勇気を貰う。