あずまや

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立春に食べるもの

 立春には縁起物をいただく風習があります。  例えば、以下のようなものが挙げられます。   1.立春大吉豆腐:豆腐は邪気を祓う力があるとされ、立春の日に食べると体を清めると言われてす。立春大吉豆腐は、豆腐に鰹節や梅干し、昆布などをのせて食べます。 2.立春大福:餅は縁起の良い食べ物とされ、立春の日に食べると幸せがやってくると言われています。立春大福は、餅にあんこや黒豆などを包んだ大福で、「立春大吉」という文字が書かれた紙がついています(縁起ものだから)。   3.立春生菓

    • 立春

       「立春(りっしゅん)」とは、二十四節気の中で、最初の節気にあたります。  春の始まりを意味する日です。  立春は、太陽の黄経が315度に達する瞬間とされており、通常2月3日または4日ごろに発生します。今年の立春は2月4日。  立春の日には、節分や立春大吉などの行事があります。立春から春分までの間に、その年に初めて吹く南寄りの強い風を「春一番」と呼びます。  立春は「一年のはじまり」ですから、新しいことをスタートするには絶好のチャンス。今までやってこなかったことに挑戦するの

      • 節分に食べるもの

        「節分」に食べるものとしては、恵方巻きや大豆などの縁起物が有名です。 「恵方巻き」は、七福神にちなんで7種類の具を入れた太巻き寿司のことです。神様がいるとされる「恵方」を向いて食べると、ご利益を授かることができるといわれています。一本丸ごと、ひと言も話さずに食べきることが基本ルールなので中々大変。短めの恵方巻きを選ぶと楽です!  その年ごとに「恵方」が違うので注意が必要ですが、無言で食べきると、無病息災や商売繁盛、願い事が叶う、縁起が良い、といわれています。 「大豆」は、

        • 節分

          「節分」とは、季節の変わり目に悪いもの(邪気)を追い払う行事。  平安時代の宮中行事「追儺(ついな)」が起源といわれてます。  時を経て、室町時代になると現在のように豆をまいて鬼を追い払う行事になったといわれています。

          冬土用期間中の「しないほうがいい」こと

           冬土用の土用期間中に「しないほうがいい」ことがあります。  土用期間中は『土公神(どこうしん・土を司る神様)が土の中から出てきて、地上を支配する期間』と考えられていて、土用期間中は土を動かしてはいけないと古くから言われていました。  そのため、土用期間中に土を動かしたり、新しいことを始めたり、場所を移動したりすると、土公神の怒りを買ったり、体調を崩したりすると信じられてきました。    

          冬土用期間中の「しないほうがいい」こと

          冬土用と食べ物

           2024年1月18日(木)~2月3日(土)は『冬の土用期間』です!  冬の土用とは、立春の前の約18日間のことを言います。 「土用」というと、夏の「うなぎを食べる習慣のある土用の丑」を思い浮かべてしまうもの。それが有名だし。かくいう私も夏がメイン!    冬土用で大事にしている干支は、「未(ひつじ)」。    冬土用では「未の日(ひつじのひ)」に、「ひ」の付くものや、「赤い食べ物」を食べると良いそうです。    2024年の「未の日(ひつじのひ)」は、「1月20日」と「2月

          冬土用と食べ物

          小正月

           1月15日。  今日は、小正月。   小正月には、一年間の無病息災や豊穣を祈るさまざまな風習があります。  例えば、小正月に食べる食べ物としては、小豆粥やおぜんざい、お団子などがあります。朝に、小豆粥(十五日粥)を食べる風習が広く見られ無病息災を願う縁起物。    小正月に行われる行事としては、正月飾りやお札などを燃やす火祭り「左義長」や「どんど焼き」などなど。正月飾りなどを焼く火で餅や団子を焼いて食べる習慣が見られます。地方によっては、まったく別の物を食べる風習もあるの