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接客業必見!超ためにならない【わたしのカスハラ対処法】

わたしはアルバイト期間もあわせると、かれこれ20年以上接客業をしている。接客業は楽しい。なんだかんだ言って、この世は圧倒的に良い人のほうが多いことを知っているから。
しかし、カスハラ被害に遭いまくっていることは間違いない。もはや遭いすぎて、脳のストレージがいっぱいなため、警察沙汰と裁判沙汰になった数件のことしか覚えていない。

いよいよアラフォーとなったわたしは、理不尽なことで怒鳴られて震えるバンビちゃんではなくなった。
以下、主に小売業で使える、超ためにならない【わたしのカスハラ撃退法】を伝授していくう!


人目も気にせず怒鳴るタイプ

このパターンは、”大きな声でハッキリ謝る” のがおすすめ。『謝るしか脳のない、いくら話しても無駄なやつ』と思ってもらうことがミソ。以下、ドラッグストアでの一コマ。

客「うぉい!この商品ないの!?」

カミニー湖(以下、湖)「はい。お調べ致します。…申し訳ございません。こちらの商品はメーカーで生産終了となっている商品でございまして…」

客「はあ?1年前はあったんだけど!」

湖「申し訳ございません。今は生産をしていない商品でございまして、代わりになる商品と致しましては…」

客「ちっげーよ!同じのがいいんだよ!」

湖「こちらは入荷の予定がない商品ですので…」

客「だから知らねっつの、どうすんだよ!」

湖「よろしければ、まったく同じ成分で同等量配合のものをご紹介…」

客「で!?あるの?ないの?」

「ないんです。ここにはないんです。申し訳ございません。ないんですよ。Amazonとかにはあるかもしれないですけど、この場所にはないんですよ。

客「ったくよー。ふざけんなよ!」

「申し訳ございません(うなずきまくる)」

客「おめーさぁ、申し訳ございませんしか言えねーのか!」

「(うんうん)誠に申し訳ございません。

客「マジこの店終わってんな笑」

「(うんうん)そうなんですね。大変申し訳ないです〜(退散)」

『わたし、バカですから』の顔


小さい声で文句タイプ

このパターンには『聞き取ろうと耳澄ましてるんだけど、結局聞こえないふり』がおすすめ。レジのシーン。

湖「大変お待たせ致しました。いらっしゃいませ。お預かり致します。」

客「てゆーかさ、ボソボソ。レジ並びすぎ…二度とこんな店…ボソボソ。回転わる…ボソボソ…」

湖「ニコニコ(?)」

客「ギロリ!」

湖「ありがとうございました…(?)」

『何言ってるのか聞こえないけど笑っておこう』の顔

レジでムダに急かしてくるタイプ

これよくいる。予想の遥か上をいくスピードで対応するのも手だが、ここでやらかすわけにはいかない。ここは『速さよりも正確さ、質がモットーなわたしです。キリッ』と、スーパー礼儀正しくしてみる。
ここで1つはっきりさせたいのは、貴様が急がないといけない状態であることは、わたしには1ミリも関係ないということ。そして、こんなレジで急いだところで事態は好転しないということ。

客「はやくしてください、時間無いんで。」

湖「はい。かしこまりました。(冷静に)」

客「急いでるんですけど。」

湖「かしこまりました。(冷静に)」

客「あーもう!早くしてよ!」

湖「ありがとうございました。お辞儀。キリッ」

『接客は、質が命ですから』の顔

ネチネチタイプ

コレに関しては1番楽。とにかくしょんぼりした顔でフリーズし、嵐が去るのを待つ。

『今日の昼マックにしよ』の顔


以前、勤めていた美容外科のカスハラは最強だった。来院早々に服を脱ぎすて半裸で暴れる輩、「返金しろ!」と自分の足と椅子を鎖でつなぎ、待合室に立てこもる輩もいた。

そんな輩をみてドクターが放った言葉がコレ。

「はっはっは。恨むならその顔に生んだ親を恨んでよ〜😇こんなところ来なくてすんだのにぃ😇」

もはや、0、1ミリたりとも世界線を交わろうとしない姿勢。これだ!

わたしの結論は【威圧してこようが煽ろうが、なんか噛み合わないヤバイやつ】になりきれば、たいていのカスハラは怒って帰るということ。(そしてGoogleマップにボロカスかかれまくるというところまでがセット!)








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