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社労士試験にギリギリの点数でコスパ良く受かる方法11〜令和4年度本試験感想〜

 本試験のとき、何考えて解いてた?今回は試験問題に対する感想をぼやっと書いていきます。

令和4年度の選択式所感

 ありがたいことに私が受けた令和4年度は奇問難問はあまり出ませんでした。厚年で一つやばいやつがいたけど3点はとれる問題構成でした。もちろんCのことだよ。家系図を書いて冷や汗をかきながら悩みましたが、当然間違えて4点でした。
 社一の平均点は低かったですが、私はたまたま確定拠出年金と児童手当と介護保険にヤマをはっていて運も味方して5点とれました。令和4年度は私に限らず大半の受験生が法改正や過去の傾向から、確定拠出年金と児童手当と介護保険が選択か択一で出ると重点的に勉強していたと思います。なので世間の流れにのっていただけで、勘や読みが良かったと自慢できる話ではないです。
 全体的には、選択式が終わったときに隣の見ず知らずのお姉さんに「簡単でしたよね?」って話しかけようかと思ったぐらい拍子抜けする内容でした。
 逆にそれがプレッシャーとなって、今年受からなかったら来年は無理!と択一式にいらない力が入ったことを報告しておきます。

令和4年度の択一式所感

 めっちゃ難しかったですよね!去年よりページが少ないから時間に余裕があったとか、雇用保険の特定受給資格者の給付基礎日数が問題冊子に印刷されてたから楽だったとか、「はぁ?」ですよ。いっぺんあの試験会場であの問題を見てみろ!って思います。
 得点源にしようと思っていた労基は選択肢が絞り込めない問題が3問ぐらいあったし、国民年金は罰則で1問構成してくるし、労災の就学援護費なんかそういうものが存在している程度でしか知らんし、もう何もわかりません。健康保険の複数正答が存在してた事件などは、全然気づけませんでした。私はどちらもオーソドックスなほうを解答していました。
 他にも覚えてたらいけるような問題が少なくて、考えさせられる問題が大半でした。時間が足りなくなる!読むのが早いほうなので、模試や過去問の択一は2時間もあれば解けるんですよ。それが1時間しか残らなかった。その1時間はひたすらマークミスがないか、塗りがはみ出ているところがないかなどのチェックに使いました。よっぽどのことがない限り見直しで書き直してはいけません。どんどん脳に疲労がたまっていくので、判断力が鈍っていきます。そんな状態で思いついた書き直し案などろくなものじゃありません。
 試験後は放心状態で、選択式の自己採点はさっさとしたものの、択一式はおそるおそるしました。怖かったのですが、来年度にむけて勉強を開始するなら一日でも早くはじめるにこしたことはないので、思い切って試験当日の夜に自己採点しました。すると44点と基準点ギリギリセーフの可能性がある数字だったので、涙があふれて声を出して泣きました。一応いい年の大人なので、声を出して泣くことってここ何年かなかったのですが、こらえきれませんでした。翌日再度自己採点すると数え間違いが発覚し、45点でした。また泣いた。泣いてばかりです。
 かなりそそっかしい人間なので、見直しに1時間しかなかったのは不安で試験後合格発表までずっとマークミスの恐怖におびえて過ごしました。

本試験全体を通して

 難問奇問の類いが少なく、今まで努力してきた方々が報われる問題構成だったと思います。反対に私みたいな初受験組には「たまたま知ってる数字がでた!ラッキー!」みたいな問題が少なく、厳しい戦いだったのではないでしょうか?受験回数別の合格率みたいな統計ってあるのかな?
 あと、選択式は比較的難易度が低かったことにより救済がありませんでしたね。あれには驚きました。ない年あるんだ!みたいな。また、それにより合格率も5.3%と低かったですね。難易度が低いと合格率が下がるというのはわからないようでわかるようでわからない話ですが、仕方ありません。統計の名前あてクイズで合否が決まった年よりマシだと思うことにしましょう。

余談 

 バカ田大学入試の理不尽さに比べたら大体の試験はちゃんとしています。話は関係ないですが、この動画って筋肉体操と同日収録なので河村さんがスポーツウェアを着ているんですよ。貴重なお姿ですよ! 

https://youtu.be/qsIPKFV661c



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