劣等感の話

私がちょっと頑張ってみても、彼女たちの足元にも及ばない。それだけの差がこの4年間でついてしまった。


私は何をやってたんだろうな。2人が毎日メイクして勉強してバイトして頑張ってる中で、私は何もしなかった。布団に入って惰眠を貪り、無駄に時間を浪費した。
彼女たちはその間に自分磨きをし、メイクの研究をし、綺麗になり、大学に通い、友達を作り、飲み会に行き、振袖を着て、卒業式では袴も着て、カラオケでオールをし、クルーズに乗ってパーティをし、彼氏を作り、何度もディズニーへ行き、進路を決め、今、新しい道へ踏み出そうとしている。


小学生のころからの付き合い。似たような趣味。誰かの誕生日が来たら必ずおめでとうとLINEを入れる。半年に一度の通話も欠かさなかった。
横並びだと思っていた。ずっと隣にいてくれると勝手に思っていた。コロナ禍もあり、会えずにいた4年間。たった4年で、私と彼女たちはこうも変わっ
てしまった。

片や高卒で就職したものの一年でうつ病になり、そこから動けない者。
片や大学へ進学し勉学を修め卒業していく者。

彼女たちは進み続けていた。止まったままの私を置いて。とっくに差は開いていたのに、半年に一度の通話では、画面の向こうのそれに気づけなかった。


私を除いて、友人2人だけで会話が弾んでいく。話についていけない。つらいなあ。

また会おうね、と約束した。
そこに私は必要なのかな。私はまた2人に会いたいと思えるのかな。



眠いけど、とにかく今日のことを吐き出しておきたかった。紙の日記に記すのはまた明日。

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