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怒りは病気を救う

私の漫画が酷評されたのは家族エピソードの
せいでしょう。あと
この後出てくるリンゴさんに対する態度?
感謝がないってどんだけいわれるんだ?
漫画のストーリー追いながら医療も色々
説明してページがないのももちろんだけど
テーマが「怒り」でやってたので感謝を
ストーリーに入れてると軸ずれますからね。

後からわかったのですが怒りは病気回復の
いい作用になるそう

とある大学の先生が研究しいて出版社の人が
私の本をプレゼントしたら、いい被験者だと
喜んでいたらしい

怒りは病気を燃やす

さて…ここからは再建の種類とリスクの話に
なってきて当然、普通に読んでる人は
つまんないものです。

病気の話といっても再建に悩むあたりから
普通の読者にとっては興味半減ではない
でしょうか?

胸を切ったまま再建しない勇者もいました。
樹木希林さんもそうでしたね。
あっけらかんとしてましたが
コンプレックスになってるとテレビで
話してた記憶があります

知り合いの形成外科の先生は80代でも
再建する人はいるといってました

昔は、温泉で胸が片っぽない
お婆ちゃんを度々みたものです。
お婆ちゃん達もじろじろ見られて
悲しかったでしょう。

なので私は全摘の時点で再建を考え、
その選択に向けオロオロ

リンゴさんはそんな私の道しるべ
になってくれました

会ってすぐ自分の乳がんの経緯を話して
くれます。手術の前に抗がん剤でシコリを
消してから手術して術後は無治療

つまり無治療の人はこの↓タイプになります

乳がんといっても細かくタイプが別れ、
治療もそれぞれ違うのです



マンモを受けてから1ヶ月
食欲不振と不眠で10k以上痩せて
しまいました。痩せた…ではなく
痩せてしまったです

あんなにダイエットしても痩せない悩みは
幸せの悩みだったとは…

そしてリンゴさんと会って久々の
外食でランチ。
新宿の古いビルの一角に知る人ぞ知る
って感じのネパール?ペルー?とにかく
アジア系の外国人がやってる
ランチ食べ放題1000円!!

食べ放題って苦手でしかも
1000円って大丈夫?期待できません。
しかも殆どがカレーです。それを
遠慮がちに盛って一口食べた途端

うまい…

の叫びと共に再建の話が始まります


トリプルネガティブはリンゴさんの乳がんの
特徴で術後は無治療なのに術前での抗がん剤?
しかも消える
ぐらい効いた…それなのに抗がん剤が効かない?
もやっと1

話はどんどん進みます

リンゴさんは職場の人に病気の事を秘密にして
普通に勤務してたらしく抗がん剤で吐き気が
酷い時もトイレで吐き、そのままトイレの中で
休んだりしてたそう

髪が抜けてかつらをかぶったりした
時も孤独に耐えしのんだって
壮絶な話を聞きながら「うまいうまい」
とおかわりしながら
抗がん剤は怖い…嫌だとゆうと


リンゴ「抗がん剤は大変だけど期間限定。
    ホルモン治療は楽だけど長くて
    副作用もじわじわ…で子宮がんの
   リスクもある」どっちみち同じかもよ

私(もやっと2)

リンゴ「それでK大学病院に決めるの?」

私「はい。入院まで1ヶ月ありますが」

リンゴ「手術当日が形成外科の初診って怖いね。
   前もって話聞いた方がいいよ」

私「普通は前もって会うんですか?」

リンゴ「何回も会うよ。シリコンもどんなの
   入れるか見してもらって何年もつか
   とかも聞かなきゃ!」

私「え?シリコンって寿命あるんですね?」

リンゴ「ある!漏れや破損することもまれに
   起こるみたいだし、中で合併症を
   起こしたら取り出して再建のやり直し
    する人もいるみたいよ」

私(もやっと3)

漏れ…合併症…再建やり直し
初めて聞く再建の現実と治療の不安が
モヤモヤしながらカレーのお代わりが
止まらないのでした


続く




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