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売れ残り譲渡犬

2021年4月24日、佐賀県で産まれたミニチュアダックスフンドの雄
産まれた時から、右眼の眼球が小さいのと、左目が白濁しており白内障になるからと
とあるペットショップで譲渡犬に出されたらしい。

どうやら商品価値は無いそうだ

2021年7月、そのペットショップのホームページで譲渡犬に掲載され、8月なぜか飛行機で島根県の出雲市の店舗に貨物として運ばれた

出雲市の店舗で身体検査をされ、線虫による下痢があるとのことで1週間治療された

8月10日、見知らぬ家族が荷物を持ってきて、抱っこしてくれて、とても可愛がってくれた。
産まれた時から小さいケージの中でしか知らない世界、隣や周りから鳴き声が聞こえるがよく見えないから恐怖の世界。
この日、小さいケージから少し大きな部屋に変わった。
鳴き声は聞こえない、
代わりに呼ぶ声が沢山聞こえる。

「ナッツ」

どうやら僕の名前は

「ナッツ」というらしい。


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