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ジブリ作品の教えと私の決断

「人と違う生き方は、それなりにしんどいぞ。何が起きても誰のせいにもできないからね。」

このセリフは、私が好きな映画「耳をすませば」の中で、進路を決意した主人公に対して、お父さんが言った言葉です。この言葉は、暖かくもあり、厳しいものです。

私は進路を決めたとき、このセリフを思い出しました。博士課程への進学は、私の学年では非常に稀なことで、おそらく学年に一人いるかいないかという状況でした。そのため、私は非常に不安を感じました。しかし、このセリフを思い出すことで、不安と同時に決意を固めることができました。

何かを得るためには、リスクを取る必要があると感じています。映画のお父さんの言葉が示すように、人と違う道を選ぶことは、自分自身の選択と責任を強く意識することでもあります。この覚悟がなければ、途中で挫折してしまうかもしれません。
進学後、私はより過酷な状況に身を置くことになりましたが、それによって成長することができたと思います。

人と違う道を選ぶことの勇気と、それに伴う責任を教えてくれたこのセリフは、今でも私の心に深く刻まれています。リスクを恐れず、自分の信じる道を進むことの大切さを、改めて実感した経験でした。

余談ですが、スタジオジブリの映画が大好きです。ジブリ映画の魅力は、その独創的なストーリー、美しいアニメーション、深いテーマ、魅力的なキャラクター、感動的な音楽、そして文化や伝統の尊重といった多くの要素が組み合わさり、唯一無二の作品を作り上げている点にあります。

学部生の時に「風立ちぬ」を観て、堀越二郎が飛行機設計という、夢を追い求めることの美しさと困難さとその中での苦悩と葛藤に感動しました。

夢を持ち、それに向かって進む過程で資格や学歴を取得することがあります。しかし、目的と手段を逆転させないように注意が必要です。常に自分の夢を見据え、その夢を実現するための手段として資格や学歴を活用することが大切だとこの映画から学びました。

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