見出し画像

驚愕!生成AIが人間生活を破壊する!

困まっちゃうなあ! AIに支配される時代が来たなんて!

もう「どうしようもない勢い」で、AIの進化が続いています。
生活のすべてが、このまま呑み込まれてしまいそうです。
スパコンの「富岳」まで、使いこなすといいますから大変です。
「人間」に残されるものって、「何」でしょうか?
どうしたら良いのか、わかりません。

チャット<GPT4>をみると「恐怖」です。

<Chat GPT4>が発表さてましたね。
高速度の会話ができるし、「AIがAIを造る」時代が近くまで来ているんですね。これは人類にとって「まずいこと」です。
能力として「レベルに応じた音読」「会話」ができるし、
アメリカの司法試験の模試では、上位10%をGPTがとったいう報道があるのですから。しかも、専門的な教科訓練をしなくて・・・ですって!        

AIに先導される人間

急激な「DXの拡がり」が脅威です

最近は、どこにいってもDXについての話題が多いです。
では、「DXって何だろうか?」というと、実際は理解不足が多いです。
DXとは、データ・AI・IoTなどの「デジタル技術」を組み合わせて活用し、業務を改善していくことです。DXにそって「製品」や「サービスモデル」を変革させていく、というものです。

「私のところはDXに関係しない」といっても
否でも、DXを通して、組織・企業文化を変えていくのですから、知らんふりは出来ないのです。すでに生活に浸透しています。

現実にアルゴリズムで集まってくる「膨大なデータ」を分析したり、
それに基づいて「新しい商品」を作ったり、「サービスを運用」しているのですから、自ずから企業の体質・風土が変わっていかざるを得ないのです。
失業・転職・働き方もこの範囲のことです。
大企業も零細企業も同じです。

生成AIのサービスを外すことができない

生成AIの「Google Bard」・「Chat GPT」・「Bing」など、生成AIのサービスを抜きにしてビジネス、教育、事業開発ができないです。
こんな時が来てしまいました。これが現実です。
実際に、私も「AIの特徴」を比較しながら、検索・業務をしています。

現在、いろいろなIT企業が「会話型」「要約型」「音楽生成型」などの商品・サービスを開発しています。これは、クレジットカードで買い物をするなどで実感していますね。キャッシュレスの背後に生成AIが存在するのです

日本独自の生成AIの開発は、東工大・富士通・理研など、官・民が一体になって動いています。民間のスタートアップ企業・イノベーション企業も「新しい産業」や「ビジネスモデル」を構築しようと頑張っています。
停滞したり停止することはないです。

仕事の「学び方」「教え方」を変える
生成AIは、すでに、公官庁・大手企業・中小企業が積極的に使っています。
就職面接も1次試験はAIで実施する企業が多いですね。
教育産業もDXの普及に参入しています。が、一番戸惑っているのは、公立学校の教壇に立っている先生たちでしょう。追いつけていないです。

文科省の「GIGAスクール構想」で、公立学校も一人・1台のタブレット端末機や、デジタル教科書の普及により「一斉学習」➡「個別学習」➡「協働学習」へ移行しています。
海外の学校や中高一貫校では、すでに「当たり前」になっていますね。
 
<チョット寄り道>   AI for Soiennceが進んでいます。

AI for  Soisence」とは、科学の進歩・発展のために、構想され、進捗している科学のことです。
GAFAM(google  Apple  Facebook   Amazon  Microsoft)などアメリカのテック大手がこぞって
AIが仮説を立て実験し、分析するという科学のサイクルを自動化する」流れを作ろうとしています。
これが実現されたら、人間を離れて独自性のある「AIの科学者」が誕生し、「ノーベル賞をもらう」だろうといわれています。
 
これまでも、
Google・Microsoft・Amazon・metaなど「プラットフォーマー」とよばれる大手IT企業に情報が集中し、社会への影響力を強めたので、いろいろなトラブルが発生しました。この軋轢はますます強まるでしょう。

もう一度「生成AIの仕組み」を確認してみましょう。

①  生成AIは「機械学習」ですから、たくさんの「情報」・「データ」が必要です。過去のデータから「パターンを学習」し、新しいデータを生成するのです。簡単な検索をするだけでデータが蓄積されるのです。
人工知能といっても「人間の脳」とは違います。

②   入力した文章に続きそうな単語を予測して出力するという仕組みを「言語モデル」といいます。「言語モデル」は、単語や文節の並び方が重要です。
機械が膨大な過去の文章を読み込むことで「並び方のパターン」を認識します。
そして、各パターンにあらわれる「確率」をはじき出して、質問に繋がる「文字列を表示する仕組み」なのです。

だから、豊富な情報とデータが必要です。「強化学習」を重ねていくと、現状は不確実でも、ドンドン精度が高まるのです。いまや高いレベルの専門的なデータまで集積されているので、生成AIの性能が高まっているのです。

③   言語モデルのイメージを例示してみましょう。
例えば、「吾輩は猫で」ある」をとってみます。「吾輩」「は」「猫」「で」「ある」を順序よく確認していけば、次のようになります。
このスピードが速まっているのです。 

言語モデルのイメージ

④   「Chat GPT」は、オープンAI社が開発したGPTと呼ばれる大規模な「言語モデル」を組み込んだ「対話型の人工知能」です。
2022年11月に公開されて以降、短期間に急速に広がり、瞬く間に世界中を席巻していますね。まさに「産業革命の再来」です。
 

第5の科学

⑤   Microsoft社が、この「言語モデル」を取り込み「Bing AI」として影響力を発揮したので、Google社が慌てて開発に力を注ぎました。
それが「Google Bard」です。Open AIの「ChatGPT 」と、この3つが、強烈な影響力を発揮しています。 
         
自然な会話形式・リアルタイム性が高い回答、大量のデータ・言語モデル・半導体の開発競争は、今後ますます「対話型AI」を発展させるでしょう。
<ChatGPT4>は、まさにその最先端を行くものです。

⑥「GAFAM」とよばれる5大IT企業は積極的に生成AIを開発しています。
また、イノベーション企業・スタートアップ企業とよばれる企業の3500社以上が、研究開発を進めているそうです。
日本では、東工大や富士通などが連携し「富岳」を使って開発を進めるそうです。開発が加速したら、IT技術・新薬の創造・医療・エネルギー・自動車など広い分野で成果が出るでしょう。

<チョット寄り道>  これからの生成AIはどうなるか
生成AIは、今後どのような能力を開発していくのでしょうか?
DXの普及に伴い、益々、社会全体のシステムを変えていく中心ですが
テキスト・画像・音声など個別の能力を統合した分野に注目したいと思います。音楽・アート・デザインなどの創造的な分野が期待されますね。

①   イメージ生成」能力・・・画像データを学習し、「新しい画像」を生成する。例えば、写真を手書きのイラスト風に変換することもできる。
②   「テキスト生成」能力・・・文章データを学習し、「新しい文章」を生成する。例えば、小説のプロットを自動生成することができる。論文も書くことができる。
③   「音楽生成」能力・・・音楽データを学習し、「新しい音楽」を生成する。例えば、いくつかのヒット曲の旋律を組み合わせて、新しい曲を生成することが可能になる。          

「著作権」・「倫理的な問題」に注意する

最近「ディープフェイク」が問題になっていますね。
「本物そっくりの映像・音声」を作成し、偽情報を流すことです。
アメリカの大統領選挙だけではなく、身近にトラブルが発生しています。

例えば、大学入試で、カメラ内臓のメガネ・ディスプレイ内蔵メガネ・Bluetooth通信機能付きカメラなどが使用された「不正」が発生しましたね。早稲田大学の入試で発覚しましたね。
   

カンニングに使われたsmartグラス

今後、類似したカンニングがたくさん発生し、担当者を悩ますでしょう。

「フェイクを見破るAI」の開発が急がれています。
  
<チョット寄り道>
現在の段階で、「チャットGPTの利用の仕方」を整理しておきましょう。
①   プログラミングを組むことができますね。エクセルなどで「何がしたいか」を打ちこめば、自動的にコードを構築し、エラーがあっても改善方法を繰り返すことができます。

②   すでに存在する情報を整理するのが得意ですから、要約・追記・新しい物語を作成できます。推理小説を書いてみるのも楽しいです。
「弁護士のドットコム」もあります。専門的なツールを探すといいですね。

③   会話が自動化していますから、自分のアイデア次第で「ゲーム」を造ったり、友人と双方向で遊んだりすることができますね。翻訳機能を使えば、遠い国の人との交流も自由にできて便利です。

④   「プロンプトエンジニアリング」は、こうしたことにアクセスできる技術です。今後に向けて「新しい職業」が注目されています。

知人が「デジタル秘書」の仕事を始めています。在宅です。
スケジュール管理・コンテキストの提供・情報検索・メールの整理などを請け負う仕事です。
AIの新しい技術をマスターして、新しいー職業への窓口を拡大する時代が来ています。  

 生成AIを監視する「国際的なルール」を作る

EUの「欧州委員会」は、2024年6月29日にAIを包括的に規制する「AI法」の成立を受けて「生成AIを中心に監視する事務局組織」を発足させました。

事務局は技術者や弁護士など140人体制になる見通しだと聞きますが、今後
リスクの評価方法を決めるなど大きな権限持つと思います。混乱を避けるためです。
AI法は、著作権の順守や、データの公開を義務付けていますから、影響力が大きいでしょう。

このような「国際的なルール整備」が急務です。
米・中など対立する国家間でも検討されていますね。このまま放任していると、「生成AIが一人歩き」して危険だからです。 

2030年・2050年はどうなるの・・・   

このまま行けば、生成AIの進化の影響を受けて、私たちの生活は、生成AIに支配されてしまうでしょう。ここが「驚愕!」です。
日本政府は、2030年・2050年をイメージして「政策」を立案していますが、私には、どうしても「不安」が付きまといます。

2030年は、6年後です。2050年は26年年後です。すぐそこです。
貴方の生活は、この時、どのようになっていると予想しますか?

資源・エネルギー・教育・雇用・食料・人口・福祉・情報・・・
私たちの生活のすべてが、生成AIの支配下に置かれるㇵ恐怖です。

では「いま何をやるべきか!」・・・
 
-
 
 
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?