初恋麻薬 part1

こんばんわ。管理人の「ゆうま」です。
今回のお話は、分けて投稿します。
何部に分けるかは未定ですが、皆さん見に来てくれたら嬉しいです!
では、どうぞ。


僕には昔から好きだった人がいる。

その相手は隣に住んでいる3つ年上のお姉さん。

僕が小さい頃から遊び相手になってもらったり、
勉強を教えてもらっていた。

僕はお姉さんと一緒にいる時間が本当に楽しかった。
「この時間がずっと続けば良いのになぁ。」
小学生の時は、こんな感じに思っていたことを今でも覚えている。

ある時、お姉さんを見る目が変わった。
中学に入学して、しばらく経った時である。

学校で友達と恋愛話をするようになった。
そこで、友達に好きな人を訊かれたが、
僕はいないと答えた。

しかし、帰りに一人で歩いていると、
友達との恋愛話が頭から離れなかった。

すると、お姉さんに声を掛けられた。
「今帰り?一緒に帰ろう♪」

僕は、何も言わずにただ頷いてお姉さんの隣を歩く。
お姉さんはいつも楽しいそうに話す。
いつも、話題は今日の出来事とかを中心に話す。

でも、僕はお姉さんの話に集中できなかった。
よく見たら、お姉さんは高校生で
中学の頃とは別人の雰囲気であったからである。

制服もオシャレになっていて、メイクも薄っすらしている。
そんなお姉さんと目を見て話すことなど出来なかった。

そして、お姉さんと別れた後、僕はすぐに布団に潜った。
僕はこの時、お姉さんに恋していた。
これは僕の初恋だ。


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