人を愛することを、やめられないくせに。そのくせに。
俺はきっと誰よりも人間のことを愛している。
人間の憎たらしい部分も、幼稚な部分も
咄嗟に挙動がおかしくなるさまも、
時に醜悪の極みのような姿を見せるところも、
それら全てを含めて、それでも「愛している」。
と、言うのに、
こんな俺でさえも、
誰かの少しの言葉選びの誤りや、
自身への扱いが不条理に雑になったり、
最低限の敬意を感じられなかったり、
そんなことでふと腹が立って、
腹が立っただけに留まらずBADの精神状態になってしまって、
「なんだ、自分はこんなにも