障害者でなければ強姦に遭っていたという話

3番です。
太陽が出てきてセミの鳴き声が盛んになってきた。夏は太陽が出ている時間帯が長いねえ。


どうもどうも。
色々端折って話をしますが、私は解離性同一性障害、別の言い方をすると多重人格症を患っているんですよね。

その話は後でちゃんと書き込もうと思いますが、今回は私が多重人格症であることで自身を守ることが出来た時の話をします。


まず私は、12歳のときと21歳のときの二度、明らかに強姦被害に遭いそうになっています。
一度目は私のみの力で、不審者と対峙した際なんとか逃げ切ることが出来ました。
でもその時自転車に乗っていたところを付け狙われたので、自転車と個人情報の詰まったかばんを置いてきてしまいました。のちにちゃんと回収することが出来ましたが。

ものすごい力で腕を掴まれて「ちょっと話があるんだけど」と暗がりに連れ込まれそうになったとき、必死の力で振りほどいて「離して!」と全力で叫んで逃げました。本当に怖かったし、生き延びるため、逃げ延びるために必死でした。
自分の二倍くらいの体格のあるツナギ姿の犯人だったので気迫も凄かった。
あの「こいつを犯してやる」という目は今でも脳裏に焼き付いて離れません。

逃げた後、住宅街が現場だった為捨て去られた自転車と置き去りにされたかばんを見た近隣の住民の方が通報して、少し警察の方のお世話になりました。
犯人の特徴、何をされたか、色々なことを泣きながら話して、とにかく生きて逃げられたことに安堵しました。
当時は中学生だったので、学校にも連絡が行って、体育の先生にも「よく逃げたね」と褒められた。
あの時は自分の力だけでよく頑張ったと、自分を今も褒めたいです。


さて、一度目の出来事の次は二度目の本題です。
私が21歳のとき。人生で二度目の強姦未遂に遭います。

春から夏にかけての、あれは5月頃だったかな。
比較的車の通りも多い大通りを、夕方日が沈んだくらいの時間帯に歩いてたんだけれど、スマホで動画を見ながらものすごいのろのろ歩いてちゃって。

そんなんだといくら車の通りが盛んであっても人間じゃない生き物っていうのはチャンスを逃すまいとするんですよね。完全にあれは私の落ち度でした。


存在に気づいたときにはもう真後ろ、もうすぐで口を押さえられるであろう瞬間、ほぼゼロ距離の時にようやく私はそいつの存在を認識しました。

そしてその瞬間から、私はその記憶の当事者では無くなります。

それではバトンを、11番の彼に渡します。続きは彼が語ってくれます。彼は人格の中で暴言という暴言を容易に放つことが出来ますが、題の通り危ない時に私を助けてくれた優しい人間です。






初めまして。
俺は11番。
とにかく生きてるうちに喧嘩がしたくてしたくて堪らない人間だ。俺の相手は善人じゃない。とんでもないとびきりの悪人だ。

俺は性根の腐ったクズ野郎共と生きてるうちに死ぬまで喧嘩がしたいし、あいつらを前にすると俺は自分を余すこと無く出すことが出来る。一番生きてて良かったと感じるね。
だから俺はいつも悪人を認知するととてつもなくはしゃいでしまうし、早く喧嘩をさせろ、早くあいつと対峙させろと3番に懇願する。許可が降りさえすれば全身の力をもってしてそいつを社会的に潰すよ。文字通り。そいつの心が二度とじゅうぶん回復しなくなるまで徹底的にね。


そんでは21の時に俺がそのゴミクズとやり合った話をするよ。

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